大友まさと

もと開業医 いまはフリーター医 著作 「開業医やってみたけどダメでした」 「病院経営は…

大友まさと

もと開業医 いまはフリーター医 著作 「開業医やってみたけどダメでした」 「病院経営はバカ息子にこそ継がせろ」 「医学部受験と未来面接」

最近の記事

徳田虎雄元理事長

突然の訃報 とても残念で悲しい 徳洲会の創業者 徳田虎雄元理事長 ギラギラした 眼で、 地域医療の陽が当たらない ところにも、生命だけは平等 卓越した経営者は普通では 出来ない カネもヒトもモノもないところから 泥水を啜りながら、ひとりで 創り上げてきた 幸福の定義は 絶えず弱き立場のひとに寄り添い ながら、ときには職員、 医局にて、語気を強めた 金儲けをしたい医者はいらん いますぐに、出ていけ 医療スキルが高いほど、奢るな 弱者を莫迦にするな 診察態度の向上と医療レ

    • コワい時代

      早朝の駅のホーム まだ6時まえなのに男性が多い 目の不自由な男性に声をかけさせて 頂きまして、優先シートに座って頂く 気を利かせて席を空けてくれた 男性に、わたしが頭を下げる いえいえと男性も頷く 都知事選挙の演説の輪を 避けて駅に向かう 高齢の女性が、叫ぶような 声に思わず、コワい コワいわ そうかもしれない 低姿勢ではない 演説内容は正しいのかもしれないが 若い人達が優先される時代ではない 高齢者や身体の不自由な男性もいる 記者の質問に、逆に質問返しを したり、見下

      • 男道 松元あゆみ 作詞作曲 大友まさと

        • 関東の雪

          昨夜は、仕事先の病院に 泊まるつもりが油断した 何とかなると思って 駅まで歩く途中、ボタン雪 途中で電車が遅れてる放送 降りてラーメン食べてから ホテル 何とか泊まれた  でもホテル入る直前 風がてよくて吹き飛ばされそうに なつた 靴はビショグショ やはり病院に泊まれば 良かった その後は落雷を何度かきいて 救急車の音も聞いた あさ早くホテルを出て 何とか病院に到着 スタッフさんからは 帰宅難民で漫画喫茶泊りもいた みんな大変 天気予報は当たった 路面凍結で滑りそうになつ

        徳田虎雄元理事長

          マネージャー退職

          旧知の事務マネージャーが退職 つぎの転職までバイト探し 1月末のしごと探しはキツい 退職とはビルから落下 飛び降りること 思案を重ねての結論 独身で、30歳 不安な年末はわかるが 自身の安売りはやめてください 仮にもチームのトップ 病院の事務長やクリニックの マネージャーになればいいが そこまではバイトで、凌ぐ 寒い冬が始まるのだが あーあ 愚かなる経営者のもとでは 働けないのか 頑張ってほしいが 焦らないでね 力は貸しますよ タイトルは何があるのか そこの見直しも必

          マネージャー退職

          電車内の出来事

          夜の9時を回った頃 電車に乗り込んだ 込み具合は、そこそこ 座れないが、ギシギシではない 途中から男女4人組 どこにでも居そうな30歳後半 ところが、 女性のひとりが いきなりしゃがみ込んだ はじめは、フザケてるのかな 違う 上向きに寝転んだ 全身がガタガタ上下に 震えるようになった 男性ふたりの行動は素早い コートを脱ぐと 女性にゆつくり被せた 乗客のひとりが 緊急ボタンを押しますか? 駅人を呼びますか? やんわり断った 駅につくと 運びだすのかなと 思ったが、次ですから

          電車内の出来事

          診療報酬の誤解

          診療報酬を下げろとの 声があるが反対 一律に上げる、下げるではない 30年日本は、ほぼ給与が上がってない 気がする。どの職種もだ 金融緩和をしても円安になつても 個人の負担率は高くて 生活は苦しくなつても 消費税下げの検討すらしない 医療費に手をつけてくるのは 間違いない 公的病院の統廃合とは 乱暴な言い方になるが 病院潰しが始まっている 宮城県がよい例だ だけどホントに地域に必要ならば 生き残れる 住民や患者参加型の病院は 地域の宝であり、生活の場である   行政に追い

          診療報酬の誤解

          惜別

          もう何か月もまえ。 それなのに覚えていてくれた また、会いたいから リクエストは医療機関から 地方の奥地に似つかわしくない 瀟洒な建物 コテージなのか庭木には 樹木が生い茂げる リビングがまた 食器棚や長テーブルや 脚の高くないが座りここちの よい深めの木製椅子  年老いた母親と寄り添う娘 口が開くまえに 微笑む 決心しました 神経難病で嚥下困難 構語障害 呑み込みつらくて食事も 満足にはできない 耳鼻咽喉科にも 呼吸器科にも受診した けれどもどこもわからない センセに

          ボクたちの正義

          新宿で殺伐とした事件が起きた ホストが女性に刺される だけど、背景 端緒は、ひとの人生を壊しやがつて それはホストだけではない キャバクラも銀座クラブも ニセモノの恋 シャンパンの本数だけ 地獄をつくりあげてる 推し活のラストシーンは ビル屋上から飛び降り シャンパンコールなど 使い捨ての男女を生み出す 行政が出てくれば また規制 1日に使う金額は抑えられなくとも 一定金額以上のサービス業は 課税強化の対象にされる そんな時代がやってくる 稼げない 頑張っても稼げない

          ボクたちの正義

          SF人間

          あるメーカーの技術開発と 営業企画室のスタッフと話した SF人間は必ず5年以内には 登場する 遅くても10年かからない 体内にチップをいれる 体内デバイスで、本人確認や 健康保険証替わりや 交通電子マネーや無線通信ができる 嫌ですよ 人間でなくなるから 犬や家畜ではない 抵抗ありますよ 普及しませんよ そうだろうか あなたの父親は心筋梗塞で 心臓の血管にステントが2本はいつて ますよね あっ、そういう事なんですか スマホも不必要になる 近未来は、眼内レンズに 埋め込まれ

          病院再編構想

          宮城県で 県知事と仙台市長がガチンコ 四病院の再編構想 これは 今後全国で 公立病院だけではなくて 民間病院にも勿論、波及する 医療や看護や介護は 採算性だけではない事は みなさん、承知の上の議論 精神科など診療科目を 問わずが拙速という 仙台市長の言い分は勿論だとの 声は、多くの市民や県民も 思うところだ 医療費削減有りきが どうしても根底にある 長生きして、良かったの ふるさと構想にはなっていない 医療は儲かるが崩れた だけど水面下では 有りとあらゆる動きもある

          病院再編構想

          友らぴナース

          久々に連絡がきた クリニックが閉院 理由は、あーだ、こーだ 自主退職にしてくれだと とんでもない でもね 正看護師ふたり、3人 医療事務さん、5人 ひとを、人間を使い捨てに してると、そんな法人は 長続きしません 訪看はキツいですよ 給与に釣られると ロクな事はない 病院の病棟もキツい スポットのバイトが無難 ぱっと見は、コワい感じもするが とっても良いひと もうひとりの看護師も同じ 主任どころか看護部長できる 老健でも介護施設の管理者も 年末に向けて  来年の職探し

          友らぴナース

          『月』日本映画

          森の奥深くにある施設 隠されるようにひつそり 重度障害者施設がある 実在の殺傷事件がモデル そう想起させる映画 出演 宮沢りえ 存在感がズバ抜けてる そこで働くスタッフは親切で 思いやりが溢れてる だが、違う そこに反発やジレンマもある ひとりの男性スタッフ 簡単に云えば、 上手くいっていない 成功できてない 自己肯定できない 受入れられない現実もあるが みんなは、自分で 消化している 何をしていいのか わからない そんな時は、誰にでもある 諦めるしかないのか 教

          『月』日本映画

          人生の贈りもの

          早朝の電車内は満員 でも運良く座れた 目のまえの女子高生は 大きなリュックを前抱きにして 手には参考書 何と、東大理三受かる ための英語 医学部志望なのか 他にも男子三人組 ノートを手にテストの話 みんなそれぞれの夢に向かって さて、本題 朝日新聞 人生の贈りもの 今回は、萩本欽一さん 借金取りの対応から 中学生のころに 頭に描いたのは、金持ちになりたい そうだ お笑いだ 新聞配達のバイト 芸能界は安易ではない お前には向かない ハイ 辞める寸前に止めてくれた 先輩がいた

          人生の贈りもの

          勤務医の労働時間

          働き方改革の一連で いよいよ勤務医の休日残業時間に メスが入るが 有名無実になる可能性もある 診察や加療を途中でやめれないのが 医師だから 病院は大手もみんな 逃げ道を探している 落とし所だ 昨日 ある転職コンサルと 話したが来年4月の 移動を希望するドクターは すでに動いている 若いドクターから 70歳を超えた医師まで やめれない 生活のために。 あと3年たてば 医療現場は相当に激変する ロボットやAIは登場する 災害やシステムダウンも起こり得る ドクター余りではなく

          勤務医の労働時間

          病院へのコンサル

          具体例がないと 現場は動かない そこで、総合外来担当 90歳の独り暮らし女性 窓の外の景色をみたいので 部屋を移動すると転倒 何とか自力で受診 と言っても シルバーカーでの移動も 病院に到着で力尽きて 車椅子に。 問診と検査から 左肋骨骨折が2箇所 腰椎圧迫骨折(これは陳旧性) 既往歴 心房細動 入院だが短期 精査をして退院となるが 問題は在宅復帰が困難 家事や洗濯や買出し困難 一時は老健と提案 各部署との会議 は対面ではなくラインWORK 依頼者の専務 退院後の老健ま

          病院へのコンサル