簡単、便利、強力!3語の法則とは?
こんにちは、大成信一朗です。
「うまい、やすい、はやい」
これは何のキャッチコピーかご存じだろうか?
そう、吉野家である。
コピーライティングでは“3”という数字は強力である。
例えば、…。
言いたい事は3回繰り返せ
例は3つ挙げろ
これらのテクニックを聞いたことがあるかもしれない。
吉野家の「うまい、やすい、はやい」も、この“3”のテクニックの応用例の一つである。
この応用方法をマスターすれば、力強いタイトルやキャッチコピー、テンションを高める文章を書くことができる。
そこで、「うまい、やすい、はやい」に使われる“3”が応用方法について解説する。
3つの言葉を並べると強いフレーズになる
「うまい、やすい、はやい」は単に3つの単語を並べているだけである。
しかし、なんだかすごく力強いフレーズに感じないだろうか?
なぜなら、言葉を3つ並べるとリズムが生まれるからだ。
このリズムが勢いを生んで、フレーズを力強くする。
2つでも4つでもなく、3つというのがポイントである。
例えば2つの場合。
「うまい、やすい」だと、何かが足りずもう一声という感じがしないだろうか?
今度は4つの場合。
「うまい、やすい、はやい、ちかい」だと、ウザくて間延びした感じがしないだろうか?
「タン、タン、タン」というリズム感が心地良いのである。
この3つの言葉を並べるとリズムが生まれて、力強くなるのを「3語の法則」と名付ける。
3語の法則の応用方法
「3語の法則は単語にしか使えないのか?」
こんな風に思ったかもしれない。
3語の法則が働くのは単語だけではない。
もう少し長い言葉でも一文でも良い。
例えば、私たち日本人に馴染みがある俳句。
俳句は五七五と3つの文が並んでいる。
俳句はリズミカルで心に響く。
実際、キャッチコピーなどにも使われる。
特に交通標語に多い。
例:
ぶつかるよ ながら運転 じこのもと
行けるはず まだ渡れるは もう危険
自転車は 車といっしょ 左側
他には、数字を3つ並べるのも良い。
例えば、50%オフのセールをするとする。
A:50%オフセール!
B:10%オフ?20%?いえいえ、なんと50%オフ!
AとB、どちらの方が注意を引くだろうか?
おそらくBだろう。
このようにただ数字を提示するよりも3つ並べて提示した方がリズム感が出て注意を引くことができる。
このように、3語の法則は単語だけではなく、数字や句・節・文まで幅広く使える。
3語の法則を使いこなそう!
3語の法則とは、言葉を3つ並べるとリズム感が生まれて力強いフレーズになるというテクニックである。
代表的なのが、吉野家の「うまい、やすい、はやい」である。
3語の法則は単語だけではなく、数字や句・節・文を3つ並べても効果がある。
代表的なのが俳句だ。
3語の法則は簡単で強力である。
今日からブログやSNSやセールスレターで積極的に使おう。
大成信一朗