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OOKINAWA 発起イベントレポート

こんにちは!OOKINAWAメンバーの大田です。

2020年11月7日 D2C dot 沖縄オフィスにてOOKINAWAの発起イベント第1回目を、オンライン/オフライン両方で開催しました。

今回はそのイベントを各トピックごとにまとめていきます。

■イベント概要

日時 2020年11月7日(土) 16:00 - 18:00
会場 D2C dot沖縄オフィス 定員25名(ソーシャルディスタンス)
内容 第一部:久田、赤嶺、新城、山下 トークセッション
    『OOKINAWA発足の想いを語る』
   第二部:やえやまファーム 代表取締役 中川喜隆様、
                          久田、今川 トークセッション
    『第六次産業における沖縄プロデュースの可能性』

OOKINAWAのこれから

第一部はOOKINAWAの発足メンバーが出会った経緯や沖縄が抱えるたくさんの課題について話しました。
メンバーで協力して本気で変えていくというアツい思いを感じるセッションでしたので、OOKINAWAメンバーのコメントをご紹介します!

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久田さん沖縄のためにやるという目的が一致しているのであれば同じ業界でも(会社単位で)協力して一緒に仕事をできるようにしたいですね。

赤嶺さん
:民間や行政のコンペに落選したときになかなかフィードバックがもらえる機会がないので落選した企画をみんなでブレストする会をしたいです。
また、失敗をしたときに壁打ちができる機会がないのでみんなでディスカッションしたいですね、飲み会で文句をいうよりもよっぽど学びがあると思います。

新城さん:面接の際にすごくいい方がきてもタイミングが合わなかったり、ご縁がなかったりする時があるので同じ業界の会社を紹介し合える体制ができたらいいなと思います。

山下さん沖縄の課題は全て日本の課題だと思っているし、それを解決していくために民間と県とかが手を組んでいろんなことを解決していく。個人だろうが会社に属していようが公務員だろうが想いがあればクリエイターになれると思うので、そういう人たちを繋いで新しい価値を生み出していくというのがOOKINAWAのアウトプットに繋がると思う。

OOKINAWA誕生秘話はこちら↓


次を担う学生・若手へのプロデュース

学校で学んでいる内容を実際社会に出たときに何がどう活かされるのか、小・中学生、もしかしたら高校生や大学生・専門学生の段階でも想像することは難しいのではないかと思います。OOKINAWAのメンバーの考える教育論が大変興味深いトピックでした!


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山下さん:デザインの学校でデザインをつくることは学ぶことはできるが、そのデザインがビジネスの中でどう使われてどこに入っていくのかが先生もあまり教える機会がない。であれば、我々のようなビジネスの中にいる人たちから教えられることはあると思う。例えば、そのデザインがディレクターから落ちてくるものなのか、クライアントからお願いされたものをつくるだけでいいのかなど。リアルなところを伝えていけると、より仕事をイメージしてもらえるのではないでしょうか。

赤嶺さん日本で認められている職業は1,455個あるのにも関わらず、学生は自分の生活する圏内の職業しか認識してないことが多い。ひとくちにデザインしたものを売りたいと言ってもセールスする人もいれば、企画する人、SNSでプロモーションする人もいる。デザインしたものを売るということだけでもいろんな職種があるのに。ひとつダメだったら向いてないと思ってやめてしまう人も多い。自分の好きなことをするのにまだまだ可能性があることや、新しいチャレンジをしていいということをいろんな人と接する機会を増やすことで選択肢を広げてあげられるのではないかと考えています。


新メンバーの紹介

ここでイベント中にもありました最近入会されたメンバーの紹介をいたします。大変恐縮ですが私もおります(笑)

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今川雄太 YUTA IMAGAWA
マリンポートパートナーズ株式会社 代表取締役社長
小野 暁海 AKIMI ONO
フリーランスデザイナー(johki) /Kivi designfarm 共同運営者
大田小波 KONAMI OTA
株式会社D2C dot エンジニア

入会予定の新里千草さん(GYOKU inc.)の情報はまた追々出させていただきます。
新メンバーが続々とジョインされて今後のOOKINAWAの活動が楽しみですね!


第六次産業における沖縄プロデュースの可能性

第二部では、ロート製薬が手掛ける農業生産法人「やえやまファーム」代表の中川さんをお招きして、トークセッションを行いました。
透明度の高い海や南国特有のグルメなど、たくさんの魅力にあふれる石垣島でやえやまファーム様は循環型6次産業を営んでいます。自社で栽培した作物だけでなく、地元の農家さんが収穫した市場に出せなかった形や大きさが不揃いなパイナップルも買い取り、ジュースなどの加工品を製造しています。またそれだけでなく、通常廃棄してしまうパイナップルの絞りかすを南ぬ豚の肥料にし、持続可能で環境に優しい「循環型農業」を実現されている企業です。

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中川さん:2011年に起きた東日本大震災以降、ロート製薬グループの中でも社会に貢献していく事業をやっていきたいという機運が高まってきた。
沖縄はまだまだ成長の余地があり、地元に入っていくことでなにか貢献できることがあるのではないか。ロート製薬なのでやはり食を通じた健康、もっと言えば農業の一次産業から始めようということになり「やえやまファーム」もスタートしました。
沖縄は日本で唯一の亜熱帯気候で、沖縄でしか国産で育てられないものがたくさんあります。まだまだ掘り起こせていない、健康にいい機能性のあるものを育てたり加工品を作ったりしていきたいですね。

今川さん:沖縄というエリアには、数字では測れない価値がたくさんあると思います。人口は140万人と地方都市として大きな規模ではありませんが、かなり昔から地理的に様々な商品が貿易が行われていましたし、物だけではない文化的な交流も多く、目に見えない魅力に満ちています。そこを見える形にしていくのがまさに私たちの役割だと考えています。
やえやまファームさんが苦労して育ててきた果物だったり牛や豚の魅力を消費者の方にどうやって伝えていくのか。OOKINAWAメンバーやクリエイターの方と一緒に皆さんとディスカッションしていきたいです!


アイデアソン開催決定!!!

今川さんの提案から、どのようにやえやまファームさんの魅力を伝えていくのかという話題に移ります。ここで重要な決定が…!

山下さん:今日この場でアイデアを出すよりも、普段出がらしになるまで考えるような僕らとフラットな意見を持ったユーザーや学生と一緒にどういう物があれば好きになるのか、魅力を伝えられるのか、やえやまファームさんの商品をひとつ使わせていただいてアイデアを出せるアイデアソンみたいなものができるのであればいいアウトプットが出せるのではないでしょうか。
最終的にいい企画だった場合、中川さんに採用していただけないですか?

中川さん:とてもありがたい話なので、うちの農産物をどう伝えていくのか揉んでいただければうれしいです。

山下さん:OKいただきました!笑

ということで、OOKINAWA第二回目のイベントはアイデアソンを開催いたします!


OOKINAWA主催 「農産物の価値を届けるアイデア」

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【開催】
日時:1/23(土)13:00 - 19:30
場所:StartupLab Lagoon
募集人数:20名
【対象】
・六次産業に興味のある学生
・クリエイティブ業界に興味があり何か行動してみたいと考えている学生
・県内外のクリエイターとプロジェクトを進めてみたい学生
【注意事項】
* 参加者はマスクの着用をお願いいたします。
* 受付にて体温の計測を行います。発熱等の症状のある方は参加できませんので、ご了承ください。
* ソーシャルディスタンスを保つため人数限定の開催となります。参加者以外の見学等はお断りいたします。

【申し込みフォーム】
https://lagoon-koza.co/events/9-ookinawa

OOKINAWAのメンバーと共にアイデアを出し合い、自由な発想でプロモーションを考えていきませんか?
学生さんは実際にクリエイティブ業界のひとたちがどのようにプロジェクトを進めていくのか体験できるチャンスです!
学生ではないけど参加してみたいという方は、OOKINAWAメンバーに連絡してみてください。

みなさまのご参加を楽しみにしています!

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