名前のない職業につきたい

2022年8月29日 22:15

コロナ禍で入学式はなく、グラデーションのように気づいたら始まっていた大学生活も3年目を迎えました。

同級生は皆それぞれ就活や資格取得など、それぞれの将来に向けて動き出しています。
そんな中、何も決まっていない自分に焦る今日この頃。少し私自身のこれからについてお話ししたいと思います。

「何になりたいの？」への答えが見つからない

この質問、友達や先輩と一緒にご飯を食べに行ったりすると必ず、絶対に、間違いなく聞かれます。その度にちょっと困ってしまう。
多分、この人みたいになりたいとか、この職業に就きたいっていう、モデルになるような人や職業が存在しないんだと思います。
"なりたいものはない"けど、"やりたいこと"はいっぱいある。
絵を描いたり、アニメーション作ったり、音楽を作ったり、演奏したり、切り絵をしたり、歌ったり。
そういう、"やりたいこと"をかき集めたお仕事がしたいのです。エンターテイメントの世界で、表現の形を変えながら、私の生み出す作品や演奏と一緒に生きていきたい。そんな感じ。すごく漠然としているし、実態のない感じだけど、きっとそれでいいんだ、と思っています。
以前は、何か"なりたい職業"を決めなくちゃ、と思っていたけれど、職業という枠にハマろうとするんじゃなくて、やりたい仕事の中身を決めて、それに合うように枠を作っちゃってもいいじゃない。私だけの、名前のない職業を作ってもいいじゃない！と思っています。…いや、そういう人をまとめてアーティストって呼ぶのかもしれないけれど、ちょっとなんとなく違うような気がしていて(言語化出来ない違和感があるので)、明言できていません。

大事なのは多分、手を止めないこと

「何になりたいの？」の答えは見つからないし、私だけの名前のない職業があってもいいって言ったけど、それじゃあ将来のために何もしなくていいかと言われたら、そんなことはない！とちゃんと思っています。ただ頭の中で考えているだけじゃ何も前に進まないってわかっているからこそ、どんどん気になったものは挑戦して、練習して、継続しようとしています。
将来なりたい職業がわからないんだから、何が将来役に立つかわからない。今やっていることも、もしかしたらすごく大きい道に繋がっているかもしれない。続けた先に、何かあるかもしれない。とにかく立ち止まらずに進む。そういう気持ち。
でも、がむしゃらに手当たり次第やっているわけじゃなくて、私なりのルールがあります。

・直感に従ってなんでもやってみる
現実的なことは一旦置いておいて、やってみたいかも…と心が惹かれることがあったなら、ビクビクしながらもとりあえず飛び込んでみる！

・代わりに、ちゃんと全力でやること
不安材料をひとつひとつ潰して、全ての実力が発揮できる環境をちゃんと自分に用意してあげる

・少し上手くいかなくても手を止めないこと
器用貧乏だから、すぐに結果が得られないと簡単に諦めてしまいがちなので、注意。黙々と、淡々と継続することも大切。

この３つだけ自分と約束すれば、失敗しちゃったことも経験だ、と思えるようになります。
ひとつ失敗しても、じゃあきっと他にもっとわくわくする自分にぴったりの道があるんだな、と思えます。

あと、もうひとつだけ注意すること。
人に迷惑をかけないように気をつける。
やりたいことが溢れすぎると、キャパを超えて人を巻き込んだり、人から引き受けたりしてなんでもかんでも手をつけようとしてしまいます。いくら直感に従うとはいえ、タイミングも大事。
新しくやることを増やしても、既にやると決めていることについて、ちゃんと全力で挑戦出来る余裕があるなら、挑戦しても良い。優先順位には気をつけなければいけません。
…とか偉そうに言いながら、実際にキャパオーバーするまで自分のキャパに気がつけないことがちょくちょくあるので、本当に気をつけたい。(呑めるお酒の限度を超えてついつい呑んじゃうのと似てるね。…違うか。)

将来なりたい"何か"に近づくためにアップデートし続けたい

色々書きましたが、結局要約すると将来の夢は何も決まってないんだと思う。でも、何も決まってないからこそ、まだ何者にもなれる。何も決まってないからこそ、日々たくさん考えている。目を背けているわけじゃない、ただ、妥協したくないだけだと思っています。
進んでるように見えない日々が続いても、諦めない限りはきっとアップデートされ続けているから、とにかく前を向いて進んでいきたい！
きっと、なれないものには憧れないし、出来ないことにはときめかない！
自分を信じて明日も頑張ろう〜！