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【オンヨミ事例紹介 vol.1】シリコンバレー発、話題の体験型ストアb8ta(ベータ)日本上陸PR活動はなぜ大成功したのか?【後編】

こんにちは。PR・コミュニケーションエージェンシー、On’yomi(オンヨミ)の執行役員COO 漆畑です。
「b8ta(ベータ)」日本上陸PRは、なぜ大成功したのか?【後編】をお届けします。

前編はこちら

成功要因(3)インパクトあるキーワード「売らないお店」訴求

b8taのビジネスモデルやコンセプトは少々複雑なため、PRする際にわかりやすさとインパクトが必要でした。そこで打ち出したのが「売らないお店」というキーワード

b8ta店頭では、並んでいる商品の購入も可能なのですが(一部展示のみ商品もあり)、そもそも「売ること」を目的にはしていません。あくまで「体験」の提供がコアとなります。(なので、b8taで体験してその場でAmazon等で購入いただいてもOK)

そのユニークさを伝えるために、「売らないお店」という、従来の小売のあり方を覆す「逆張りキーワード」で訴求をしたのです。

結果、多くの取材記事でも、タイトルに「売らないお店」という点がフィーチャーされました。

成功要因(4)コロナを逆手に取る文脈設計

店舗のオープン準備とPR活動を進めているさなかに、日本国内でもコロナ感染者が急増、4月には緊急事態宣言が出され、外出自粛ムードが強くなりました。

そんな中で「リアル店舗」をベースとしたb8taは苦しいのでは? という印象を持った人は当時多かったかと思います。そんなコロナの状況を逆手にとった文脈設計も、PRが成功したポイントの一つです。

コロナを逆手に取る文脈
・外出自粛が長引いたことで、むしろ「体験する」という価値の再認識、「体験ニーズ」の上昇が見られる
・コロナの影響でECで物を買うことが増えているが、「買う前に試したい」というニーズがある。
・コロナの影響で「従来型の小売」は厳しい状況で、ビジネスモデル自体を変えていく必要がある。b8taは”未来の小売”を体現するもの。

こういった文脈を打ち出した結果、様々な取材記事でもその点に言及いただき、「コロナでリアル店舗出すなんて、大丈夫???」という印象から、「むしろコロナはb8taにとってチャンス」というイメージに転換することができたのです。

成功要因(5)PRという手法についてb8ta側の理解が深かった

b8ta Japan代表の北川さんはじめ、b8ta側がPRという手法について非常に理解があったことも、今回のPRが成功した大きなポイントでした!

下記、北川さんのnote記事にもありますが、立ち上げ期は広告は打たずにPRを中心に進めるという方針で考えていたとのこと。

PRの考え方やセオリーについても理解が深く、常に同じ目線でプロジェクトを進められたので、私達の強みを存分に発揮することができました。

【まとめ】b8ta 日本上陸PR 成功に導いた4つのポイント

ということで、b8ta日本上陸PRの成功ポイント4つを紹介させてもらいました。

1)情報発信を途切れさせない ”ニュースづくり”
2)フェーズごとに「ターゲット」と「情報発信内容」を変え、”正しい理解”と”話題化”を両立
3)インパクトあるキーワード「売らないお店」訴求
4)コロナを逆手に取る文脈設計

コロナの影響もあり先読みをしたPRプランニングが難しくなっている今、少しでも皆さんのヒントになれば幸いです。
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b8taは有楽町、新宿ともに、10月・11月からの出品プロダクトも続々増えているので、既にb8taに足を運んでくれた人も、また新しい体験・発見が楽しめると思います! ぜひお店に遊びに来てくださいね~(感染対策万全でお待ちしてます)

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