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Mizuki
2022年1月5日 19:00
死ぬときの夢を見る。あれは死ぬときの夢なのだろう、たぶん。うちはひざをついて、苦しい息を次第に潜めるようにして縮こまってゆく。ゆっくりと微かな呼吸をする。とてもとても苦しい。次第に次第に、息をしているのかも分からなくなって、石になったみたい気がして、ふとどこか細いくびれを通り抜けたような気配がする。細いくびれを抜ける。砂時計のくびれを抜ける。あちら側へ。
2022年1月1日 23:41
情報は満腹肌ざわりに飢えてるリモートなご時世で加速するあらゆる情報化もうおなか一杯。正直、情報としての音楽も、情報としての絵画も、満腹以上。もう受け取れないほどに。新聞とか、教材なんて、なおのこと。ほんとムリ。今は無理。飢えているのは肌ざわり。触れてくれる手や抱きしめてくれる手。撫でてくれる手。吹いてくる風。皮膚をじりじりと焼く太陽。身を切るような