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読後評:50歳を過ぎたらダイエットしてはいけない 当ブログの長年の疑問「はて?」、に1つの回答を与えてくれている一冊。

当ブログの、もしかして「根本的に何か違うんじゃないか?!?」に応えてくれた一冊。

直感的にだが、こう感じ続けてきた。

・若くして亡くなられる方々に、結構スリムな方が多いのでは?

・中年を過ぎて無理して ×5kg以上体質を減らすのはリスクが大きいのでは?


この本の著者は、医院を経営する人で患者たちの人生を見守りつつ経験則的に、「根本的にもしかして、何か違うんじゃないか?!?」を感じ続けた結果、ついにはこの本に至っている。

その「やはりもしかして、何か違うんじゃないか?!?」とは…

= 痩せは早死、小太りこそが長生き


というわけで、その章立てをみてみよう。
第1章 小太りが長生きするとはどういうことか
第2章 メタボリックシンドロームの嘘
第3章 肥満パラドックスの正体
第4章 小太りはあらゆる病気に強いのか?
第5章 健康で痩せた人をどう考えるか
第6章 若いときも小太りで大丈夫?
第7章 本邦初公開 太る食事術 ← これ凄い!
第8章 肥満パラドックス が常識になる日

肥満パラドックス」というワーディングが非常に新鮮!

なだけでなく、どの章にも一通りデータが登場し、説得力を増している点で一読に値すると思う(「これが絶対正しい」と言い切るつもりはないが…)


当ブログも実はコロナ前までは、ダイエットをしていた。
何を食べるか、どう食べるか、体重の減少を心がける etc… 心がける毎日...

ところがコロナ禍に入り、在宅のリモートワークで逆に軽い運動ができる環境になると、そっちを重要視する方向に。

すると継続的な運動をした結果、実感
「カラダがエネルギーを欲しがる」

そうしているうちに、メタボデータに基づく 体重コントロール の意味を再検討
その結論は…

結論:少なくともコロナ終焉まではダイエットしない
   そんな見てくれよりも、生存を優先する

このため体重は数キロ増加しつつ、軽い運動で肉体的にも精神的にも健康そのもの、で健康診断でもギリひっからないレベル。


その解釈が正しいかどうかは、まずはコロナ禍の本当の終わりを待ちつつ検討致したしたい(一種の人体実験か? 笑)


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