【新規アイデア編】ヘルスケア分野でイノベーションを生み出すためのフレームワーク
こんにちは、Arteryex CMOの小野澤です。今回は新規アイデアを出していくために利用するフレームワークをいくつかご紹介します。
新しいことをやりたい、と思ってもなかなかアイデアって出てこないですよね。すごいアイデアマンであれば違うのでしょうが、少なくとも私は…(笑)
ですが、あきらめているわけではなく枠にはまった考え方で行うことで、少しでも良いアイデアを出しています。
特段難しいものは紹介しないので、1時間でも2時間でも時間を用意して実践してみてください。
それでは解説していきます!
KJ法
まずおすすめなのはKJ法。これは既存の製品から新しいアイデアを出したい時に利用します。
やり方は以下の通り。
アイデアを出したい対象に対して、気付いたことや知りたい情報をひたすら書いていきます(私はMiroを利用します)
グルーピング・カテゴライズする
各グループ毎の関係性を記載する
その関係性を文章化する
問題に注目し解決策を考える
です。例えばグループとして
利用タイミング
利用場所
などが出てきたとしたらこれらのグループの関係上問題となるものは何か?を考えていきます。
利用タイミングは買ってすぐなのに、利用場所がないなどの問題があれば利用場所を選ばずに利用できる機能・製品へとアップデートしよう!と考えられるはずです。
属性列挙法
続いて属性列挙。KJ法にやや似ているのですが、これもおすすめです。これも新しい製品やサービスのアイデアを出すときに利用しますね。
やり方はシンプルで
対象となる製品の要素を分解する
要素の一部を組み替えてアイデアとする
です。例えば
パシャっとカルテを要素分解:スマホ、アプリ、健康診断、検査、お薬、通院、写真撮影、健康推移、自分のアカウント、、、、、
アプリをWebサービスに、写真撮影を写真アップロードに組み替えて、新しいサービス「どんな端末からも利用できる医療情報管理アプリ」というアイデアを出す
などが挙げられますかね。だいぶ端折りましたが、こんな感じです。
クラウドサービスも浸透してきたので、この辺りの検討を進めましょうか。。。(笑)
オズボーンのチェックリスト
続いてオズボーンのチェックリスト。これは死ぬほどアイデア出したい時、絞り出したい時などに利用します。ブレストなんかでやるといいでしょう。
やり方はテーマを9つの質問に答えていくだけ。それぞれ
転用ー別の使い方は?他の分野で使えない?
応用ー他のアイデア使えない?他に真似できるものはありそう?
変更ー何か変えられるものは?意味・動き・形・色、、、
拡大ー大きくしたら?何か足せない?長くできない?数増やせない?
縮小ー小さくしたら?減らせない?省略できない?分割は?頻度減らせない?
代用ー代わりになるものは?他の人に変われない?材料や素材は?他の場所や時間へは?
再構成ー配置を組み替えると?流れは変えられない?
逆転ー反転させてみると?前後・表裏・上下入れ替えると?立場を変えてみる?役割逆にしたらどうなる?
統合ー組み合わせると?手段は組み合わせられない?同じ目的にできない?
の9つの問いを立てて、どんどんアイデアを出していきましょう!終わった後すっきりしますよ。
欠点列挙法
さいごに欠点列挙法。これはサービス改善などの文脈でよく利用します。ひたすら欠点や足りないものを出して新たな改善策を見出す方法ですね。
その製品やクリエーティブを作成した人と喧嘩にならないようにしましょう(笑)
考え方は以下の通り
対象となるものの欠点や足りないもの、弱点を洗い出す
なぜその欠点があるのか、発生するのかを整理する
各欠点毎にどうなっているのが理想か?を出す
そのギャップをどう解決すべきかアイデアを出す
是非実践してみてください!
まとめ
ということで今回紹介したのは4つのフレームワーク。これだけでもだいぶアイデアが出てくるでしょう。
KJ法
属性列挙法
オズボーンのチェックリスト
欠点列挙法
他にもいろいろとあるかと思うので、ご自身の考えやすい方法を模索してみてください!
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