僕が高齢者福祉専門家からSNS講師を始めた理由(マーケティング論)
こんにちは。
高齢者福祉専門家、小野祥明です。
今回は僕が高齢者福祉の分野から、どのようにSNS講師になったかを、お伝えさせて頂きます。
これは、ビジネス的な観点から言うと
ジャンルを飛び越えて価値を見出すということでも、とても大切になるお話しです。
それでは、宜しくお願い致します!
1.仕事とは?
僕は3年前に独立起業しました。
それまでは普通の福祉施設に勤めるサラリーマンです。特に目立った成績を収めていたわけでもありませんが、人材育成に関しては社内で研修担当をさせてもらう程度でした。
その時は仕事とは何かなんて考えたこともありませんでした。
毎日、職場に行って働いて定期的に給料が振り込まれる生活。
それが独立した瞬間になくなったので正直びっくりでした。
今思えば当たり前のことですが何の成果も出していないヤツに、いきなり仕事を依頼する人なんていません!笑
それぐらい当時の僕は何も考えておらず、独立したら仕事くらいすぐ依頼されるだろうと思っていました。
そこから、真剣に仕事とは何かということと向き合うようになり、一つハッキリと分かったことがあります。
仕事とは
相手に喜んでもらうことです。
相手に喜んでもらい、その対価としてお金を頂きます。
「自分はこんなことができます!」
とか
「自分はこんな技術を持っています!」
などは相手には関係ありません。
まずは相手が求めていることを考え
そこに寄り添うことが仕事になってくのを実感しました。
2.仕事の価値とは?
それでは仕事の価値とはなんでしょうか。
自分が持っているものを提供して、それに対して相手が価値を感じて喜んでもらえると、対価としてお金を頂くことができます。
つまり自分が持っているモノやサービスが相手に求められると価値になります。
そのためには相手が何を求めているかを、しっかり考える必要があります。
つまり他者目線です。
3.他者目線とは?
相手が何を求めているのか?
そして自分は何を提供するできるのか?
そこがズレてしまうと、、
求めていない人に求めていないサービスをしてしまうことになり、クレームにもなりかねません。
まずは
ここからが大切ですが、
ビジネスでは自分が提供できることを相手が求めていることに変換する必要があります。
相手が求めている形に
見せ方やタイミング、言葉を変えなければなりません。
例えば
音楽が好きで仕事にしたいと思った時に、バンド演奏では相手に喜んでもらえないが、裏方の音響としては価値を提供できるならそちらをした方が良いかもしれません。
自分のやりたいことや価値を相手が求めているものに変える練習は常日頃から行っていくと良いですね。
4.評価とは?
自分の評価は他人が決めています。
自分で自分で評価することもできますが、世間の評価は自分では決められません。
つまり評価ばかりを気にするのは、少々ナンセンスになります。
そうは言っても評価は気になると思います。
そんな時は自分のセルフイメージを上げておくことが大切です。
自分の評価は変えられないからこそ、自分のセルフイメージを高く持っておくことが重要なのです。
そうすると結果的に他人の評価も上がっていくのです。
5.これからの高齢者福祉とSNSとは?
さて
話が長くなりましたが、ここから高齢者福祉とSNSのお話です。
僕は今、高齢者福祉分野の中でも介護保険を使わない自費のサービス提供をしています。
既存の介護保険と言う枠組みからは少し外れた立ち位置なので、どのようにポジションを取っていくかを考えました。
それは、
「介護が必要だけど介護の専門家が少ないジャンルに行く」
でした。
つまり、既存の介護の業界で戦うと僕より知識のある人や経験の豊富な人が山ほどいます。
その中でポジションを獲得するのは中々難しい。どこまでいっても能力の勝負になります。
それよりも福祉を求めていて、周りに福祉の専門家がいないポジションを探したときにSNSがありました。
とくにSNSの初心者です。
SNSの初心者の多くは親がこれから介護が必要になる年齢の方達が多くいます。
その方たちにSNS講師としてコミュニケーションをとり相談を聞く中で、介護や福祉の相談も受けるようになりました。
そこで「僕はこんなサービスもやってます」とさりげなくPR。
SNS講師として信頼を得ているので「それなら是非お願いしたい」と言う流れができました。
既存の営業先にいくとはとても大切です。
でも「はいはい、また営業ね」と冷たくあしらわれることもあるかもしれません。
#いや、実際にありました!門前払い!笑
その他に自分だけの未来のお客様と知り合う場所や、サービスを作っておくことはとても大切と言うお話でした。
最後までお付き合い頂いてありがとうございます。
現在、介護保険外サービスでの起業相談や、コーチングなどの相談もお受けしています。
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