海外赴任人選 上司への報告
上司(もう元上司になってしまうが)の反応で私は救われた。
家族に報告した翌朝、上司を個室に案内し、昨日の顛末を報告する。
「えっ?打診じゃなくて、候補の一人だってきたの?」
「家族状況とか探りたいなら、もう少し考えようがあるだろうに。」
「上に立つ人は、『君に行ってほしいとか、君じゃなきゃだめだ。』とやらないといけないのに何やってんだか。」
「期間も決まっていなくて、給与も規程を見て、で終わったの?」
話を聞いていると、転勤話の伝え方は一つの例え話に過ぎないが、端々に、上司とは何たるかをすごく考えているんだなとあらためて尊敬した。
結局最後は、家族と同じく、話の経過を見守るしかないとなった。
上司の過去の転勤話。
上司は過去に、奥さんが入院中に急にかなり離れたところに転勤になってしまい、かなり大変な思いをしたそうだ。
ちなみにこれについて、10年以上経った今も相当言われるらしい。多分、一生言われるだろう。
男性の方は、結婚式の時のミスと、転勤の時に家族にかけた苦労は、一生言われるので気をつけましょう☆
だからヒアリングの呼び出しに行く前、「気をつけろ」と言ったのか。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?