自己紹介
改めまして、はじめまして!
〜やすまる・ふかまる・かるくなる〜
尾野加奈(おのかな)です。
私の現在のおしごとについて
理学療法士として13年間医療現場やスポーツ現場で様々な方の身体のケアを担当、2017年に自らの妊娠・出産を機に現場から離れることを決意しました。
以降、育児や家事中心の生活となるも社会へ参加していたい気持ちも募り兼ねてから予防医学の分野として学んでいた栄養学をもとに栄養カウンセラーとして活動していました。
現在は自分の経験を踏まえて
『こころとからだの両側面からのケア』が
最重要!と考え、施術の提供とメンタルコーチとして活動の幅を拡大しています。
〜やすまる・ふかまる・かるくなる〜に辿り着くまで
全ての始まりは『私』がやすまってから
なぜ、今ここを大切にしているのか、には理由があります。
① やすむって、なんだろう?
幼少期からいつの間にか周りの目(私の場合は実母)を気にするように生活をしてきました。でも全くそこに違和感を感じていたわけではなくむしろその場所は私が守られ、安心できる場所であったほどでした。
学生時代、医療従事者時代と「誰かのお役に立つこと」を生きがいとして自分の身を削ってまでも誰かのために、動くことが好きでした。
医療現場での新人時代は平日はもちろん研修会や勉強会などで土日もフル活動日本全国どこへでも飛び回っていました。
「早く一人前になりたい!先輩たちに追いつきたい!」とそんな想いからの行動でした。
その頃から「自分がやらなきゃ。」という
「〇〇ねば、べき」思考がむくむくと大きくなってきたのだと思います。
そんな時に先輩から言われた言葉、
「お前は周りを信頼していない。」
早く役に立てるように
自分1人でも業務がこなせるようになりたい
先輩方に認めてもらいたい
といった承認欲求のカタマリと化していた私にとってものすごい衝撃でした。
むしろなんでそんなふうに言われなきゃいけないんだろう?
こんなに頑張っているのに!!
という戦闘モード、どんだけ自分がすごいんだという錯覚、大きな勘違いヤロウでした泣笑
周りに頼れない、常に戦闘体制、「やすまる」なんて皆無な時代でした。
②コーチング、師との出会い
そんな1人でなんでもできるもん!状態にどっぷり浸かっていた私は
パートナーシップでも大いに拗らせていました。
おばあちゃん大好きだった私は
「おばあちゃんが元気なうちに花嫁姿を見せたい」
というこれもまた誰かのために、という思考の中にありました。(そしてこの想いは果たすことはできませんでした。)
結婚相談所に登録したり、
気はあんまり進まない街コンに参加したり。
そんな時に何回か食事をした男性のFacebookのお友達で拝見したのが
現在もコーチとして活躍されている
小川幸子(おがわさちこ)さんでした。
「この人とお話ししてみたい!!!」
約10年前、
家族でもない、友人でもない。
初めて誰かに涙をしながら話をしたこと。
これこそが
プロに頼りながら自分軸として人生を歩むプロセス
『コーチング』との出会いでした。
小川幸子さんのnoteリンクはこちら
アメブロリンクはこちら
https://ameblo.jp/re-member/
グループでのセッションを経て(この時に出会った仲間は今でも連絡を取り合う仲です)、
継続コーチングを受講。
相手の前で泣いたり怒ったりと感情を出すことに抵抗があった私
=自分の気持ちを曝け出すと相手が離れていってしまうのではないか
という方程式
そしてこの方程式は私が幼少期から実母との関係性で培ったもの、ということからの繋がりがあるとは
一人暮らしを再度して
テレビなどは置かずに
とことん、この部分と向き合いやりきれていなかったものを丁寧に完了して、
どんな状態の『私』でも私自身が自分を見捨てない
を繰り返し実践して
全く意図していなかった場所で最愛のパートナーと出逢い、結婚に至りました。
頑なに、自分1人で大丈夫!とガチガチに疲弊していたあの頃はなんだったのか、と思うほど
コーチングの力ってすごい!!と感じたこの時でした。
③思考の癖が身体に現れる
その後、1度は誰かに頼ること、プロにお願いすることを知った私でしたが、
出産・育児といったステップで「母」という役割を得たことで
またしても
自分でなんとかする、相手の問題は私の問題、私が我慢すれば丸くおさまる、といった思考に
翻弄されます。
母業24時間フル稼働
息子の新生児期はそんな私の状態を表すかのように赤ちゃんってほぼ寝てるんじゃなかったけ??と思いながら、全く寝ない赤ちゃんと過ごす日々でした。
(これはもちろん子どもの個々の気質もあるかもしれませんが、母自身がやすまっていないことから起こる場合が多いです。)
私がこの命を守らなけらばならない
責任の大きさを1人で背負いすぎたことにより
気がつかない間に徐々に身体が悲鳴を上げ始めたのでした。
身体に起きた最初の出来事は2年前に投稿した記事をぜひ読んでみてください。
身体が教えてくれたこと①〜⑤(①のリンクはこちらから)
https://note.com/onokana217/n/n1d92c314073d?sub_rt=share_b
そして1度はこうして身体のサインを受け取り、コーチングを受けていた時のことを思い出しながら、また定期的に話をしたり聞いたりしてもらいながら整えていたつもりでしたが、
2020年の初秋、左側の浸潤性乳がんステージⅠを罹患、手術・放射線治療を行いました。(現在も経過観察中です。)
できている、つもり
やれている、つもり
つもり
思考の癖はもとに戻るかのように
硬い硬い鎧を着込み
一見したら安全に思えてしまうその場所へ
変わろうとする自分を引き戻すかのような力が働いていました。(私自身はそこに気がついていません。だって、できているつもり、なので)
私にとって底のさらに奥底を体感した経験でした。
④2度目の継続コーチングの受講、そして提供者となる経緯
このような体験は捉え方によってはどん底!と感じるかもしれません。
でも私は診断が下された時、そして手術後の麻酔から目覚めた時
私はどう、生きていくか
やりたいこと
好きなこと
もっともっと貪欲にワガママに
ということしか頭に浮かびませんでした。
現在私の中心は子育てですが、元々は外で仕事をすることが好きだったな、
ということも改めて確認し、
私が感銘を受け続けている幸子さんのオリジナルのまんまるメソッドを受け継ぎ、
コーチングの提供者になることを決めました。
コーチングの中で私が大切にしたいことは
『私』の人生の主役として生きていくためには
やすむことから始まる、ということです。
やすむ、はもちろん寝る・や休憩するということで身体そのものをやすめることですが、それと同時進行で行っていきたいことが
「頭の声をやすませていく」
ということです。
子育ても大事にしたい
家のことも大事にしたい
でも、1回きりの私の人生を存分に謳歌していきたい!
でもどうしたらいいかわからない
自分1人では到底辿り着けない場所に
コーチという他者を通じた自己対話を続けることで
頭の声をやすませて、『私』を深く見つめて、そして鳥のように、風のように、白い雲のように
軽々と人生を歩んでいく
このメソッドが目の前のまたさらにその先の方々へお伝えしていけたら嬉しいです。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
#メンタルコーチング #まんまるメソッド#理学療法士#子育てママ#主婦#自己紹介
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