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こんにちは!小野寺幸太郎です。

以前に参加させて頂いた有志の勉強会で「フィットネスという言葉はもう古い」という主旨を講師の方が仰っていました。

旧態依然としたイメージの域を出ない、伝わらないということですね。

本来フィットネスという言葉は「肉体的及び健康的観点で望ましいと考えられている状態であり、それを目指す行為や活動」を指します。

つまり毎日のウォーキングもフィットネスだし、ご年配の方が毎朝ラジオ体操をしたりするのもフィットネスなわけですよね!

しかし多くの方がイメージするの恐らく違う風景でしょう。

20代30代がイメージするフィットネスというとマッチョな男性やスタイリッシュな女性がカッコよくトレーニングしている風景をイメージする人が多いのかなと思います。

そして40代50代の方であれば、エアロビクスやジムでランニングをしたりというイメージでしょうか?

試しにInstagramで「フィットネス」と検索してみると、予想通りスマホの画面がマッチョだらけになりました(笑)

私自身も実は18歳~30歳までの12年間、スタジオインストラクターとしてレッスンを提供していた期間がありました。当時はバーベルを担ぎ、音楽に合わせて筋トレをしたり、キックボクシングエクササイズのような事を提供していました。

多分今でもこういったコンテンツは人気のプログラムだし、提供している私自身も楽しかったし、参加者の笑顔を見ることで「やりがい」を感じていたことも事実です。

しかし一方で「本当に運動が必要な人には貢献できていない」とも感じていました。

前述したようなコンテンツは基本的に「運動好きな人」のものです。跳んだり跳ねたり、切り返したり。心拍数をガンガン上げたり…

もちろんそのプログラムに魅力を感じる人もたくさんいるし、仲間ができて日常が楽しくなった!という人もいるでしょう。それはとっても良いことです!

ただ…

医療機関から運動をするように指導された人

既に身体に痛みを抱えている人

高血圧や糖尿病と診断された人

はとてもじゃないけどできません…。やるまでもなく「あんなの無理」と。

運動好きな人に運動を提供すること

日常生活を快適に過ごすために、運動を必要としている人に正しい運動指導をすること

どちらが社会的に必要とされているか?

自分の心はどちらに向いているか?

私の中での答えは後者でした。

それもあって私は店舗にも社名にも「フィットネス」という言葉は最初から入れていません。

探している方が見つけやすいように検索ワードには入れていますが、これもいつかは変えていきたいですね(笑)

からだをより良くすることで人生を末広がりに謳歌する人を増やしたい、という企業理念から「末広がり」の部分を切り取って「フレアー」としました。

フィットネスという言葉、認識とは一線を画して、ちゃんと認識してもらえる概念と言葉で、良い影響力を発揮していけたらと思います!

最後まで読んで頂きありがとうございます。それではまた。


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