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わたしと古本と生活の記録

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舞台「鏡の中のミザリー」の映像撮影&編集をしました

無事公演が終了しました、舞台『鏡の中のミザリー』。スタッフとして一部参加していました。 舞台×映像×謎解きで、客席参加型のイマ―シブ(没入感)をテーマにした企画で、今回、映像パートの撮影&編集をおこないました。 当初クラファン企画の特典のみとのことでしたが、反響をうけて期間限定で映像パートの販売も行っているそうです。 よかったらご覧ください。

試写会についてのお知らせ

これまで監督&脚本した作品について、試写会をひらくことになりました。年の瀬ですが感想を都度お聞きできたら嬉しいです。 小野寺ひかり監督作品試写会 12/4(日)17:00~21:00(入退場自由) ※入場料1000円(クラフトビール1ドリンク付) @西武柳沢駅 ヤギサワバル(保谷町3-8-8-1F) 飲み物&フード持ち込み歓迎です! 小さなお店です。長めに開けて、入れ替わり立ち代わりみたいなことを想定しています。 「自主映画を作る人」メンバーシップも運営中です。 ht

書かないと忘れてしまうので

英語漬けの一週間と聞けばそれなりなのだけど、映画制作ありきなので、粘らないといけないんだった。 それにしても疲れた疲れた。何を思い返そう。上品な思い出なんかいらなくて、シンプルな事実を気づきを記しておかねばと思う。 誰かに伝えるときにはきっと、事実のすべては矮小化され単純化されてしまうんだけど、今はまだ、そうするには早すぎる。インターナショナルチームで、それってアベンジャーズだよね、って呟きつつも。そんなにアベンジャーズ知らんでしょっていう夫からのツッコミも面白かった。

さらわれたメロンパン

京都滞在の一週間が終了。予想通り、プライベートな仕事は何も進まず、ただただ、映画にまみれている感じの一日が過ぎ去っていくようだった。 英語コミュニケーションにかなりの心配をしていたけども、結局、英語が話せようと話せまいと、わたしは誰に対しても変わらぬコミュニケーションをするのだなあという驚き。けっこうフィーリングで聞き取れて、相手にも伝わった気がする。 ポケトークも進めてもらったのだけど、papagoが一番の優秀アプリ。 監督やスタッフ、撮影所のチームとも作品のためだけの

ヘイトのたまりかた

イベントに招かれて、夜の満員電車に乗り込むになった。満員電車も久しぶりだしパソコンもひらけないしゲッソリ。お呼ばれの楽しいムードから一転で帰りも山手線トラブルふくめ帰宅時間がすっかり遅れる。 ヘイトはどうたまっていくんだろう。 洗濯物や食器洗いをしていると、夫が駆けつけてきて、やるよ!って声かけて仕事を奪っていくことばかり。掃除機だってそうだけど、基本は台所あたりでいわれる。食器を洗えば洗うほど、わたしはヘイトがたまっているそうだ。機嫌が悪く見えるのかもしれない。ただ、洗う

「ふざけていると思った」

野田秀樹の戯曲に、大学時代の知人は「ふざけていると思った」公演も見ていないのに、はっきりそういっていた。え?と聞き返してしまった。この、あの、セリフ遊びの面白さはあんまり、伝わらないの?って。WOWOWで放映された『パンドラの鐘』の新作は見逃してしまったのだけど、過去バージョンを観ている。天海祐希と堤真一。今見たらずいぶん豪華と言いようしかないメンバーで、いや、やはり、このセリフの矢継ぎ早にくる演出を見ずになんという感想を述べる女性だったんだろう。 わたしには、友人よりも映

ありふれた話

ランチをしていたらとある経営の傾いた会社の続編を聞いた。40代を中心とした中堅社員のリストラが始まったというものだ。 あくまで中立な立場ではないにせよ内部事情などを聞いていたが、決して評判がいいとは言えない会社だった。パワハラ発言も、セクハラまがいもトップダウンでしょっちゅう起きていたようで。古株があらゆる中心におり、残りは転職組や新卒採用となるがそのありさまなので新たに入った人々は最短ひと月もたず、最後は半年もすれば、いいところだったようで。じっさい、古株の仕事ぶりは決し

目がないもんで

三脚を借りて撮影。機材はほぼ私の者じゃないんだけども。翌日、返却して早稲田。1時間ダッシュで早稲田~高田馬場近辺の古本屋さんをまわる。秋にしては少し暖かく、夏にしては日差しの弱めのそんな日。 まずはGoogleマップを頼りに見知った道を通り「古書ソオダ水」へ。 途中早稲田大学の周辺で「大学のキャンパスってすごいな」「あー、でしょ!」と話す男女を見かける。どこへでかけるのかすこし気になる。 古書ソオダ水は、ビル2階に位置しており目印は入口に置かれた看板と本 棚。 この時、現金で

上司でも部下でも後輩でもない人たち

「上司でも部下でも後輩でもない人たち」それは世間一般には友人というくくりに入るのだろう。ライターやイベント企画などのフリーランスにとったら、クライアント、取引先、同業者、チームなどの利害関係でかかわる人も多いのだけど。 自主映画の現場に数少ないけども、身を置くようになっており、まだ本格化するか同課は分からないんだけど、まあ、もうしばらく続けていたい気持ちでいる。 んで、そういう話をしたとたんに、かなりのボリュームゾーンが存在してくる。フィーや役割分担も、立場もあやふやで、正

初めての短編をつくってからようやく1年

ありがたいことに撮影に向けていろいろ準備快調。自主映画の裏話はサークルでコソコソ話しています。撮影の(依頼)話もでてきたり、企画のネタだけは尽きぬ有難さです。 映画を作り始めてようやく1年、十二分の優しさの中で享受できていたものだと理解して。まだまだだと思っていたけど、1年で感情が変わっていくのは意外と早い。 自分のスピード感が大切なのだ。フリーランスが最大むいているところは10時間眠った翌日に、夜中かけて資料つくったり脚本かいたり、そういうことができることだ。まだらなの

書くことが好きになりますように【東京文フリ35①】

シンプルな願い。 仕事は好きなんだけど、なんで書くの苦手ナンダロウと心底思う。苦手なわりによくやるぜーっていう実感。ただ、このまま苦手なママではいるのも飽きてきて。もっと書くことに熱量をあげていきたいと目標。 今までも他の事に気をとられちゃうんだけど。 がんばろう。引き続き。 東京・文学フリマ35が来月末か。今のところ、寄稿する分で3冊刊行予定で進んでて。 1冊目:別冊サテツマガジン『サウンドトラック』 1冊目はすでに手配済み。別冊サテツマガジン『サウンドトラック』

隣の芝が青く見える日

法人化するフリーランス勢が周囲にも多数。勉強になる一方、どこかで取り残されるような気持になる。法人成り。羨ましいなあ、と見ている。昨年末、わたしにもそんなひらめきがあったのだけど、今じゃないと諭され中断。 今もまだ悪くない選択だと思うけども、頭を冷やしつつ、実家が自営でなければより前向きに検討したのかもしれないなあ、と考える。亡くなった父の会社まだ残っていて、いずれ終わりのタイミングを待つことになる。個人と法人の違いは残され方や責任の取り方にある。いずれ、チームとして大きく

『HAKUSHI PROJECT』パンフ制作&寄稿しています

俳優が出資&制作する映画プロジェクト『HAKUSHI PROJECT』がK's cinema@新宿で10/1~10/14で公開中です! https://hakushi-p.com/ 今回、パンフレットを制作&映画評を寄稿させていただきましたた。 映画評は恐れおおい立場ながら、いち映画ファンとして、監督(の卵)として、制作現場を学ぶ側として、観劇後パンフを手に取ってくださった方と、同じ目線で映画を語り合うような気持ちで「白紙に描かれたものは何か」を書かせてもらいました。映画