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過去に寄稿、執筆したコラム・エッセイなど

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【全文無料】エッセイ『クリスマス前の贈り物』小野寺ひかり

今月のオンライン文芸誌「Sugomori」は特別号です。書き下ろしされたどの作品も無料で読むことができます。書き手は小野寺ひかりさんです。「クリスマス」のエッセイをお届けします。 パブリックとは何か考えていたのは「かりあげクン」の四コマを読んでいた時だった。昼休憩中のかりあげクンと同僚が公園でキャッチボールをしている。そこに管理者らしい作業服のおじさんが「球技禁止だよ、人に当たったらどうする!」と注意をする。はあ、と謝る二人。次に管理者が見つけたのはグローブを投げ合う、かり

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音楽雑談集:別冊サテツマガジンサウンドトラック

【新刊のご案内】 サテツマガジン5冊目は音楽についての本です。別冊サテツマガジン:音楽雑談集 サウンドトラック とてもラフな音楽の雑談集です。 きっかけはジャズ喫茶の副店長をしているのですが、なんか、「語りたい人」が好きとか嫌いとか愛しているとかではなく、持っているとか持っていないとか、値段とかの話になっていくのが少し嫌で、「いやいやいや、どうでもいい音楽の話が楽しいでしょうに」と思って、ただ、推敲もせずに、ダラダラと音楽話をしていたら結果、色々な場所に落とし込まれてい

【エッセイ】 『下ネタふられてスベった感じにされたので 少し思い返してみる』小野寺ひかり

できごとターン4名~5名で飲んでいて、じつはなんと言われたか覚えてないんだが、はっきりとそれは「下ネタ」だった。誘い笑いを取るような。でも笑える下ネタってケーシー高峰氏しかり、かなり高度なワザなので、あ~~、と笑いをとりたい精神を尊重してビールをちびちび飲んでたぶんヘラヘラしていた。  そこに「そういうこといってるとさあ~、ね~、いなくなっちゃうよー」とか「あしたにはいきません、って連絡来ちゃうよ~」って第三者がいさめている。  そして来なくなるかもしれない、と言われているの

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失礼な人との距離感

最近ちょっと忘れ気味だったから失礼な人への対策法を書く。世の中にはRPG的な雑魚キャラよろしく「失礼な人」は無限にいて、うっかり柔らかい所でずかずか踏み込まれることもある。 これはそのときの自分の「器」レベルがどこなん?っていう指標にもなるので必要悪ともいえる。ただ私は後から思い返したり、あの態度のとられ方や言われ方はひどかったね、と指摘をうけて「本当だよね~!!」ってムカムカが止まらないのは精神衛生上よくない。そんなときに読み返す記事。 「失礼」かどうかの線引き失礼なふ

【質問箱】行き詰ったとき、どうしてる?

2月から文芸誌SugomoriのTwitterアカウントに質問箱を設置しました。 届いた質問にSugomoriメンバーが回答していきます! 今回いただいた質問は…… 行き詰ったとき、どうしてる?締め切りまでの期間もあると思うのですが、書きたくなるまでやらないで、ほかに楽しいことをしています。そういうことをしていると突然、続きがやりたくなってきます。不思議です。                           (小野寺ひかり) 私は行き詰まるともうそこから何も出てこな

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【全文無料】小野寺ひかり「SDGsへの向き合い方」

文芸誌「Sugomori」9月では「SDGsへの向き合い方」について考えてました。今回の書き手は小野寺ひかりさんです。 漫画『葬送のフリーレン』(山田鐘人/アベツカサ)(小学館)に印象的なエピソードがある。 かつて強力な力持つがゆえ勇者にも倒せず、封印された魔物がいるというものだ。80年の時を経て改めて戦いのときがやってくるのだが――『葬送のフリーレン』はファンタジーを舞台にした世界観で、ひと味違うのは、勇者らの冒険はとうに終え、勇者一行の仲間だったエルフ・フリーレンが主

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【全編無料】課題図書レビュー②『小野寺ひかり スケッチー』

Sugomoriで始めた課題図書レビューも、今回は2回目。小野寺さんの登場です。 数名のライターたちが課題図書スケッチーのレビューをくり広げます。それぞれが同じ内容に関してどのような感想を持つのか?ぜひ巣篭もりのお供にお楽しみください! レンタルショップの社員・川住憧子。仕事に彼氏、せわしないけれど、どこかぼんやりとした毎日を送る彼女は、ある日、一人のガールズスケーターに心を奪われる。ちょっとずつ見失ってきた希望、ちょっとずつ見えてきた将来。自分を変えるには今しかない。ス

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【質問箱】今年、やってみたいこと、してみたいこと

2月から文芸誌SugomoriのTwitterアカウントに質問箱を設置しました。 届いた質問にSugomoriメンバーが回答していきます! 今回届いた質問はこちら!▽ 今年、やってみたい、してみたいことは?質問はこちらから!メンバー全員に聞きたいこと、個別への質問でもOKです。 寄せられたご質問に関しましてはnoteやTwitterのほか、紙本内で回答させていただきます。 たくさんのご質問、お待ちしています! 過去に届いた質問▽

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【全文無料】『最近の学び』vol.1 小野寺ひかり

今月のSugmoriの企画記事は #最近の学び です。 Sugomoriのメンバーには、最近どんな学びがあったのか!? トップバッターはいつもハッとさせられる小説を書く小野寺ひかりさんです。  シェア本棚を通じて、本棚オーナーを始めた。いわゆる一箱の本屋さん。場所は、長野県・茅野駅直通のビル内にある「まちライブラリー@My Book Station 茅野駅」だ。私は「ひかり堂」の店主になる。  茅野市は南アルプスの山々が連なり、八ヶ岳登山でも有名で、蓼科の別荘地帯と蓼科湖周

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