特許から教わる楽しい冷奴【特許レシピによる料理⑩】
※ 本記事はパテントサロン「知財系ライトニングトーク#16 拡張オンライン版 2022 春」向けに執筆したものです。
パテサロLT(ライトニングトーク)、6連続6回目の参加です。
そしてこの特許料理シリーズはいつの間にか10作目となりました。飽きっぽい私にしては快挙です。どこまで続くか…!
今回は見た目に楽しい「冷奴」を作ってみました。
豆腐とお醤油さえあれば「30秒」で実施できます。
特許レシピ:豆腐、豆腐成形用具および豆腐成形方法(特許第5684933号)
J-PlatPat リンク Google Patents リンク
参考にするのはこちらのレシピ(特許)。本発明によれば、楽しんで食事を行うことができるとのこと。
おお。見た目に訴える内容のようですね。豆腐を視覚的にどう ”料理” するのか、楽しみです。
では具体的な特許の権利範囲を示す【特許請求の範囲】の記載を見てみましょう。
これは…!!図面を眺めるまでもなく発明内容が分かってしまいそうです。切れ込みを入れて、醤油で豆腐上に絵を描こうというものですね。図1にその様子が描かれています。
子供が喜びそうな大発明ですね。では実践してみましょう。上記請求項1に記載されている「略垂直」を意識しつつ、楊枝を入れていきます。
Step01 楊枝で切れ込みを入れる
切れ込みを入れた部分の豆腐をうまく除去することができず。。うまくいくのか?ちょっと不安になりつつもお醤油をかけてみます。
Step02 お醤油をかける
ああっ…!
やはりうまくいかない。これでは顔全体に醤油が広がってしまいそう。
より慎重に調整を行います。
できました!一応こんな顔に見えますね→(´ ン`)
安全ピン等のもっと細いモノを使えば、より綺麗な絵を描くことが可能かもしれません。楊枝ではこれが限界でした。
皆様も是非お試しくださいませ。
以上
Uchida | 知財ライター
Twitter:https://twitter.com/estoppel88
Toreru Media 執筆記事一覧:https://toreru.jp/media/author/uchida/
知財ハンター((株)知財図鑑):https://chizaizukan.com/about/#hunter
記事をご覧いただき有難うございました!