37日後にアートECを立ち上げる27歳 「やはりクラファンはお金稼ぎでは無かった」
こんばんは!おはようございます!こんにちは!
(株)NOMALの小野田 豪祐(おのだ ごうすけ)です。
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絶賛クラファン準備詰め中
はい、昨日に引き続き絶賛クラファン詰め作業です。原稿のブラッシュアップやリターンや見出しといったもののビジュアル作り、資金の使い道やリターン内容と金額の見直し等、やることがまあまあ沢山あります。
今日はその中でリターンについて気付いたことを書きます!
クラファンには大きく分けて2種類がある
まず、クラファンには大きく以下の2種類があります。
それぞれ例もあげます。
①立ち上げるプロダクトやサービスの利用にお金が掛かるもの
例)新しいクラフトビールの開発、潰れそうなジムの復興
②立ち上げるプロダクトやサービスの利用にお金が掛からないもの
例)メディアやECサイトの立ち上げ、アーティストが海外での個展に挑戦
色々なプロジェクトがありますが、大きくはこの2つに分類されると思います。”まだこの世に無い新しいものを作る”ではなく、そのものの利用にお金が掛かるかどうかが重要です。
今回立ち上げるMONOLiTHは、サイトを利用するだけは当然無料なので②に当たります。
リターンを作るにもお金が掛かる
そしてリターンの話になりますが、①の場合は集めた資金で作るものがそのままリターンになります。何故なら①の場合で支援している人は、そのプロジェクトによって生まれる新しいプロダクトやサービスが欲しいと思っているからです。
例えば製造に50万円必要なプロダクトに対してクラファンを実施し、60万集まれば新商品製造兼リターンとして50万円をフルで使うことが出来、残りの10万円を送料やその他経費に充てることが出来ます。
サービスの場合も同様で、例えばジム復興の場合、1ヶ月利用料金1万円とすると支援額を1万円、リターンを1ヶ月無料券という形にすれば、1万円は復興にそのまま使うことが出来ます。
つまり①はクラファンによって”お金を貰うタイミングを先に持ってくる”イメージです。
逆に②の場合、リターンの品を用意しなければいけません。
①の例同様、例えばサイトの制作に50万掛かるとして、クラファンで60万集まったとします。その場合、集まった60万円はフルでサイトの制作に使えるわけではなく、その60万円からいくらかリターン制作費を確保しなければいけません。でなければリターン制作で身銭を切ることになってしまい、クラファンがやや本末転倒のようなことになってしまいます。
つまり50万円を確保したければ、リターンを作った上で50万円残るような目標額設定が必要なのです。
ということで当たり前だけど意外と忘れてしまいがちなことで、リターンを作るにもお金が掛かるのです。そしてもっと言えばリターンを送るのにも送料が掛かるのです。
ただし①はサービス立ち上げ後、貰うお金を先に貰ってしまうためしばらくキャッシュフローが悪化するのに対して、②はそれが起こりません。
なんにしてもクラファンは全くお金稼ぎではない
クラファンはお金稼ぎではない、そのことは分かっていましたが、改めてやってみて構造を理解したらしっかり納得できました。人からお金を支援してもらうことは簡単ではないなと改めて思い知らされるばかりですね。
というわけで、クラファンをやる方は最初にどちらなのかを把握するのが大切だと思います!
おわり
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●働いている会社
ー事業①アートEC「WASABI」
ー事業②ウォールアートプロデュース(日経新聞にも載りました!)
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