ニートが家に住むことになった。#05

どうも、この度ニートが家に住むことになりました。

（サ）会議

ニートがやばい。想定以上にやばい。ということで社長とマッシュ男と話し合い。議題は以下「1週間のご報告」「今後どうしていくのか」まずは寅女から1週間の報告と、思った以上に根深い問題であること・タスク管理を寅女がし続けるのには限界がある（それ以前の問題が多すぎてそれどころではないこと）を伝える。すると社長とマッシュ男は「進捗はどうなの？」「タスク管理できてる？」と打ち手ベースな話をしてくる印象大。

＜寅女の主張＞
・そもそも目先のお金がない問題を早急に解決する必要があること
・ニートの人としてクズすぎる問題、それに伴い社長業なんてもってのほか問題
・ニートに任せようとしている会社の長期的なゴールやその計画が不明な状態なため行動計画が立てられない→タスク管理なんてもってのほか問題

＜マッシュ男（社長）の主張＞
・ニートに時間をかけすぎてもそれに対するバックが少ないとわかったのでニートに対して使う時間を明確に決めて進めていくべき、かつ期限を決めて見切りをつけるかどうか決めるべき
・そもそもクズ問題に関しては自分たちが介入する必要はない

なんだか論点がずれている気がする。寅女モヤモヤを抱えるも「そもそもニート自身が本当に社長をやりたいのか、それに対する熱意がどこまでなのかによって私たちの支援の仕方は変わるはず。一週間寅女の家に住んでみた感想を踏まえて本人の意志を聞いてから考えたい」と伝えると4人でMTGすることに。

（シ）会議②

翌日。4人でMTG。ニート本人の意志確認がメインで進む。前日に寅女が「4人で話すときに気持ちの部分聞かれると思うから今自分がどう思っているのかちゃんと考えてきてね」と伝えていたので、質問に対する返答が全てにおいて準備してきたな〜みたいな発言だった。そもそも社長業を進めていく上で、「寅女には法人営業のFB/社長にはそもそもの事業の進め方の相談/タスクやお金の管理はマッシュ男にお願いしたい」となぜか本人から役割分担を指定してきた。するとマッシュ男「だからなんで人任せなんだ」と怒っていたので「そういうことじゃなくて、本当に全責任を自分に負ってまで社長をやりたいのか」という意志確認と、寅女からの一週間のフィードバック、このままじゃ本当にやばいけどそれでもやる気が消失していないかを聞いた。

するとニートは即答で「やります、頑張ります」
社長とマッシュ男は「俺たちは一週間に各人2時間しか時間を割かないことにした。かけた時間に対する成果バックが少なすぎる現状だから。その有限の時間を使って自主的に動いていってください」

MTG後社長「一週間に一回メンタリングをして魂を吹き込んで行くしかないんじゃないかな〜、こういう話をしたら響くは響くから、洗脳していくしかない」

寅女限界。

そもそも、寅女の主張である以下だが、

・そもそも目先のお金がない問題を早急に解決する必要があること

→当事者であるニート・マッシュ男放置。
マッシュ男「大金を貸している」のに対しての打ち手が”猶予期間である2021年12月末までに全額返信できない場合ニートの両親に突撃し返してもらう”
寅女「明日の金に困ってる奴がその先のことなんて考えられるはずもない、早急に解決してくれ（返済計画をきっちり立ててそれを守るとかなんとかしてくれ）」

・ニートの人としてクズすぎる問題、それに伴い社長業なんてもってのほか問題
→当事者であるニート「自覚していない」
社長とマッシュ男「それは俺らには無関係だ」
寅女「クズすぎて話にならない、この状態でタスク管理続けるのは無理」

・ニートに任せようとしている会社の長期的なゴールやその計画が不明な状態なため行動計画が立てられない→タスク管理なんてもってのほか問題
→4人全員が「会社のゴールや計画はわからない」状態

要するにこのMTGで寅女のモヤモヤは何も晴らすことができなかった。非常に悔しい。寅女としてはニートを社長として自走できるまで成長してもらわないと、ここまでのストレスを抱えながら諸々奔走してきた甲斐がない。また、ニートの素質に惹かれているためそれを無駄にしたくない！という謎のエネルギーがフツフツと燃え上がる。MTG直後社長とマッシュ男に「申し訳ないがもう一度時間をくれ」と申し出その翌日に時間をもらうことができた。それまでに自分のモヤモヤとこの4人の人間関係・現状について思考を整理し何を伝えるべきか準備し一世一代のMTGに挑むのである。