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投資を考える時代がやってきた 1章

「投資をやるには、いろいろ勉強しなくちゃならないのか。面倒くさいなぁ。やりたくなければ、やらなくてもいいんでしょ?」こんなふうに考えている人がほとんどだと思います。

確かに、一定の知識が必要だが、投資と全く無関係でいられるか?というと、そうでもないんです。

日本では、高齢になっても暮らせるよう、政府が「年金」というのを運営している(公的年金)。この「年金」が、将来、期待していたほど受け取れなくなるかもしれないのはニュースをみていたら知っているよね。年金は簡単にいうと、働いている世代の人たちからお金を集め、それをお年寄りに渡して行くという仕組みです。

日本は高齢化が進んでいる。若者の数が減って、お年寄りの割合が増えるのだから今のような年金の仕組みを維持するには、働く世代がものすごくたくさんのお金を払わなければならなくなります。

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これからの時代、銀行預金だけでは、老後を安心して暮らすためのお金を蓄えるのは難しい。株式をはじめとするさまざま貯蓄・投資手段の特徴を知り、自分で責任を持って財産を蓄え、自分の財産は自分で守るという意識がとても大切になってきます。

現代は「自己責任」と「自助努力」の時代。
「自己責任」は、自分の判断で投資して、損をしてしまっても、自分の責任として受けとめようという考え方。
「自助努力」は、政府や金融機関に頼るだけではなく、自分の力でお金を増やしていこうという考え方です。

「自己責任」と「自助努力」。この2つをしっかり頭に入れて、株式などの金融商品とつきあっていってほしいです。

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