【part7】絶対にやってはいけない勉強法は?【大学受験】

こんにちは。早慶模試元一位のケイです。
前回お話しした通り、やってはいけない勉強法について解説します。
細かいことを言えばたくさんありますが、今回は三つに絞ります。
なんとなく、1~5で危険度もつけておきました。5が最悪です。


①問題を解くとき、質より量を重視する
危険度:3

②一つの科目に対し参考書を買いすぎる
危険度:2

③暗記科目以外をゴロで覚えようとする
危険度:

その理由を詳しく解説していきます。
例外的な面もあるので、最後まで読んでいって下さい。


①問題を解くとき、質より量を重視する

言われてみれば「まあそうだよね」と思うかもしれませんが、結構やりがちだと思います。

「間違えたところの解説はちゃんと読んでるけど?」
と思う方もいると思います。

それだけでは足りないかな、と思います。
以前のnoteにも書きましたが、ただ見ただけの記憶は"短期記憶"に分類され、その記憶は数日後には忘れてしまいます。
記憶を定着させるには、何度も繰り返し復習し"短期記憶""長期記憶"に変えなければいけません。
何事も"長期記憶"で覚えることを意識した復習方法に変えていきましょう。


以下は自分がやっていた復習の例です。
これが正解という話ではないので、参考程度に読んで下さい。
※手ごたえがあった問題のみやっています。答案が壊滅的な場合はそもそもの知識量が足りていないので、参考書や授業で知識を付けなおすのが先です。

歴史科目
解答の解説を見ながら参考書を開いて、該当する範囲にチェックをつける。
解説が間違っている可能性があるので、念のためGoogle検索をかける。
年号などがあればスマホにメモる。
その範囲全体を三日間ほど繰り返し復習する。

英語科目
英文が読めるようになるまで、訳文と照らし合わせながら読解する。
英文の構造(that節や関係代名詞など)を全て[ ]でくくるなりで書き込み、完全に構造分解を行う。
それをコピーし持ち歩き、完全に読めるようになるまで毎日音読し続ける。

国語科目
現代文は、解説を読みながら読解する。
後日もう一度解きなおす。
良い問題だと思ったら間隔をあけて五回くらい解きなおす。
古文漢文は、英語同様品詞の構造分解をやる。
コピーし読めるようになるまで音読する。
※現代文は読解のスピード命なので、時間がかかる品詞の構造分解をやるのはハイリスクです。僕は少しやってみて危険だと思ったのでやめました。

復習はこれくらいやって当たり前の認識でやっていました。解きなおす・音読する系の復習は、物によっては受験当日まで音読していました。

ちなみに、国語の復習が一番難解です。
独力でやるには限界があることもあります。
赤本は解説も雑な場合が多く、そもそも根拠がおかしい場合もあります。
「無理なら国語の先生か予備校の先生に説いて解説してもらう」
ということを頭に入れておくとよいと思います。


理系科目は専門外ですが、共通することは
「解説を読んだうえで、完全に理解するまで解きなおす」
「短期記憶から長期記憶に移行させる」

です。
ここに例外はありません。
長期記憶に入れるまで、同じ問題を数日にわたって繰り返し説いて復習するのが個人的な鉄則です。

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ここまで読んで下さり、ありがとうございます。
「①問題を解くとき、質より量を重視する」の解説は以上です。
長くなってしまったので、②③は次のnoteで解説します。

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