【part6】早慶・国立大に合格する特別な勉強法!【必読】

こんにちは。早慶模試元一位のケイです。
「上位大学に合格する人は、特別な勉強をしているんじゃないか」と思ったことはありませんか?
予備校の友達や早稲田の同期に話を聞いた僕が、その疑問にお答えします。

そんな都合のいい勉強法は無いです。

そんな勉強法があったら、東大でもハーバードでも入りたい放題ですよね。
"絶対受かる!"のような枕詞がついている記事や本は、受験生の不安な気持ちを逆手に取ったビジネス手法でしかありません。

効果があるものは総じて有名になります。
ネット上で流れてくる"なんか知らんけど効果がありそうなマイナーな勉強法"は、効果が無いからマイナーなままなんです。

ということで、一歩一歩着実に、勉強に勤しみましょう。

・・・とは言いますが、「抑えるべき勉強法」は存在します。
そんなわけで、今回はそんな感じのふわっとしたことについて解説します。

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・受験生に共通する勉強法について

前述のとおり、特別な勉強法は何もないです。
当然、勉強するなかで自然と似たり寄ったりなやり方にはなりますが、全員が全員、自分流の勉強法をやっています
東大京大のデータは無いですが、その傾向は同じでしょう。
プロスポーツ選手やアスリートも、練習方法や道具は出身校や国でバラバラですよね。

大事なことなので繰り返します。
「これをやれば絶対合格する」なんてものはありません。
そんなことを言って自分の勉強法を押し付けてくるのは、「自分のやり方は疑いようもなく絶対正しい」と信じて疑わない、視野が狭い人間だけなので、決して鵜呑みにしないでください。
悪気がないぶん余計にたちが悪いです。
※もちろん効果が無いわけではないので、その勉強法が良いと思ったら取り入れるのは間違いではありません。

大学に合格した卒業生が学校に来て、自分の勉強法を話してくれる授業がある高校もあったかと思います。
僕も呼ばれて説明しに行ったら図書カードをお礼に貰った覚えがありますが、あれは自己啓発的な効果以外に意味は無いですね。

ただ、先ほど言ったように、受験勉強において抑えておくべき要素がないわけではありません。
ここから先は余談レベルになりますが、挙げるとすれば以下の二つでしょうか。
・全体を把握してから詳細を覚えていく
・短期記憶と長期記憶を意識する

それぞれを簡単に解説して、今回の記事を終わります。

・全体を把握してから詳細を覚えていく

歴史科目で言えば、とりあえず一回最後まで軽く目を通してから、二周目、三周目で細かく覚えていく、という流れです。
想像すれば分かりますが、物事の全体像を把握しないまま突き進むのは、勉強に限らず悪手です。
全体を見ずに進むのは、ぶっつけ本番で箱根駅伝に挑むようなものです。

・短期記憶と長期記憶を意識する

個人的には、これさえ意識できれば受験問わずなんでもうまくいくと思っています。

その日に覚えたことというのは、記憶の種類で言えば"短期記憶"に分類されます。
この"短期記憶"は長持ちしません。
必要な情報は、長持ちする"長期記憶"に変化させる必要があります。
方法はとても単純で、何日も繰り返し"短期記憶"を積み重ねていくと、脳が「これは大事な情報だ」と認識し、"短期記憶""長期記憶"に変化します。

勉強のサイクルに、前日・前々日やった範囲の復習を加えたり、定期的に過去半月分の範囲をさっと復習したりする時間を入れておくといいかもしれません。


僕的「抑えるべき勉強法」は以上です。
意識する勉強法なんて、これくらいシンプルなものでいいんです。

「これが一番の勉強法だ!」なんて言って、ネットに流れている良く分からないやり方で勉強するほうがリスクです。
Twitterで自分流・隠れ勉強法を教えてくれる人は、落ちたあなたの責任を取ってはくれませんよ。

なので、合格者に聞くべきは「どんな勉強法がダメだったか」のほうがいいかもしれませんね。

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ここまで読んで下さり、ありがとうございます。
ということで次回は、ダメな勉強法について解説します。


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