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【親→子】我が子にいうことを聞かせる伝え方part2 問題意識を持たせる 

こんにちは、今回はこちらのnoteの続きになります。

今回も勉強をしてもらうという目的のための声かけを考えていきますが、

前回では子供の状況がどうなっているのか把握するところまでお伝えしました。

そのためには子供の成績を細かく把握しておく必要がありますね。
なんとなくではなくきっちり数字で理解しておかなければ、
抽象的な指摘やアドバイスでは行動を促したり、
決断を促すことはできません。


今回のテーマ 問題意識を子供には持ってもらう。


前回の途中から既にこの話はしていたので、
重複してしまいますが、ご了承ください。

これができてないと何も話は入らないので、いくら口を酸っぱくして言っても
聞いてもらえないことがあります。


そのための数字やデータ(いわゆる成績)を駆使しつつ、本人にとってどれが
今勉強をできてない理由なのか特定してみましょう。


可能性1  適切な指導者がいないのかもしれない

これは指導力というよりも「子供への影響力のある大人」がいないというところが大きいと思います。

子供は非常に素直なので、どんな大人と接するのかで価値観も考え方も大きく異なります。

子供たちがいわゆる「親ガチャ」とか言って、
じぶんの親が当たりなのかどうかを子供同士でも話すことがあるのですが、

親は世界一長い間関わる最初の大人なので(学校の先生が第2位くらい)

子供たちにとっても非常に重要な要因です。

しかし、それは「単純に関わる機会と時間の問題であり」

この人みたいになりたい
とか
この人の話を聞いてみたい

という人であれば親よりもしっかり話は聞いてくれたりしますよね。

そういう良い影響を与えてくれる大人がいないことが原因で変われないのではないか、というのが1つ目の可能性


可能性2 家庭環境で改善すべきところがあるかもしれない。


子供が「家は居心地が悪くて…」と感じていると勉強はしたくなくなる可能性も大いに出てきます。

親と同じ空間が居心地悪い
→そんな親から勉強をしろと言われる
→だったら親のいうことの逆をしてやろう

といって勉強をしなくなりますね。


「勉強がしづらい要因になってるものはなにかあるのか」というのも確認しておかないといけません。


可能性3 そもそも勉強の仕方(質)に問題があったかもしれない


そもそも子供は勉強をしたつもりになっているのかもしれませんし、
勉強時間は十分に取れていると思っている可能性があります。

その場合は「時間をかけたかたOK」的な思考になっています。

あくまで点数を取るための努力であり、
目標設定が仮にかなり妥当なものだったとしても

思うように結果につながらなかった場合、その理由はなんだったのでしょうか?


時間がそもそも足りないということはよくあると思いますが、
家で2時間しか勉強できなくてもそれは十分な勉強量だと僕は思っています。

実際家で2時間しか机に向かって勉強しなくても8割を取ることはできます。

むしろ机に向かってないときにこそ勉強しています。

結果が出なかったから2時間を4時間にしようと思っても
1時間の時間の質が低ければ時間がもったいないだけなのです。


大人の目線で考えてみてほしいのですが、
仕事で家に帰ってきたあとに、2時間もなにか資格の勉強をするのは
そんな簡単なことではないと思います。


なので、子どもたちが2時間家で勉強するということの素晴らしさは
受け入れておいて損はしないと思いますよ٩( 'ω' )و


これら3つの可能性について子供と話してみて、
子供が、

改善スべきところはここだ!

と思えるところをまず決めてみましょう。


もしそれが間違っていてもいいんです。

まずは一つ決めて行動を起こすことが大事なので。


というわけで今回の内容は以上になります。

次回からはその勉強に関する問題や改善点が
解決した場合にどうなるのかを考えてみましょう。


このnoteが面白いと思っていただけたなら、
もう一個noteを読んでいただけると幸いです。

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