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早慶附属高入試を突破する3つのポイント(英語編)【高校受験】

早慶付属校の入試問題って、大学入試とレベルの大差が無いと

早慶ビギナーの頃は私は思っていました。

指導を続けていく内に、見えてきた傾向と対策をお伝えします。

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こんにちは、たんずです。
私は塾講師歴10年の現役塾講師です。
2020年度の春頃からZoomにて授業を提供しており、そこから見えた受験メソッドをお伝えしていきます。
私の主観が大半、客観的事実が大半、偏見が3%にて構成されてる記事ですので、その点はあしからず。
もし少しでも役に立ったと思ってくれた方はスキとフォローをお願いします。(もうすぐフォロワー3桁!ぜひフォローお願いします)

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さて、中学受験が落ち着いてきたので、今度は高校受験についての

投稿を増やしていこうと思います。

今回は、早慶付属校入試を突破する3つのポイント(英語編)ですね。

そのうち、国語編をアップします。(数学は知らん)

入試直前ですが、どちらかというと新中3生向けでしょうか。

大人でも TOEICに役立ちそうな情報も混ぜ込みます。

ぜひ最後までご覧ください。

早慶付属校入試を突破する3つのポイント

では、まずはいつも通り結論から。

1.土台になるのは当然、単語力。点数になるのは熟語力。
2.確実に正解すべき問題を押さえる。
3.長文は「オチ」を掴め!そこが問われる!

さぁ細かく解説していきましょう。

1.土台になるのは当然、単語力。点数になるのは熟語力。

毎年、こういったお悩みを必ずと言ってもいいほど耳にします。

「長文ができません」

違う。多分それは間違っている。

長文ができないのは、「長文」それ自体が難しいからではない

ほぼ全ての生徒さんに当てはまるのは

単語力の欠如。

これに尽きます。

だから単語勉強してね!

というのは、まぁ誰でも言えることですし、

実際に「単語が大切!」とおっしゃる方も多数いらっしゃいます。

ですが、試験で直接問われてくるのは

熟語

なんですよね。

空欄補充問題では、約半数。
整序問題(並びかえ)はほぼ全ての問題。
和訳問題もほぼ全ての問題。
熟語だけでも20点分くらいの出題になるのでは無いでしょうか。

以上の理由から、私は単語よりも熟語の重要性を説きます。

当然単語の勉強も必要ですが、中々点数に結びつかなく、
勉強のモチベーションが下がってしまうこともありますよね。

即、成果を出したいのなら、まずは熟語から勉強してみましょう。

きっとモチベーションも上がりますよ。

2.確実に正解すべき問題を押さえる。

早慶入試を突破するためには、どの程度の得点が必要なのでしょうか。

英語を武器にしたい生徒 → 70点代後半

数学を武器にしたい生徒 →60点代後半

数学及び国語を武器にしたい生徒 →最低60点

というイメージが自分の中であります。

要するに

満点を取る必要は無い。

というところから論を進めていきます。

まずは、コスパの良い問題から着実に点数を稼ぎましょう。

<コスパの良い問題とは>
→他の問題とは連動せず、単独で解くことが可能な問題
(例)独立文法問題 発音・アクセント問題 空所補充
   和訳問題(一部)

コスパの良い問題は、時間効率が良いです。

長い長文を最後まで読みきれずにタイムオーバー
とならないためにも、問題の取捨選択は非常に重要です。

最もコスパの悪い問題は、長文の内容一致問題ですが、
受験直前までには、ここも確実に正解ができるようになりたいですね。
内容一致問題のコツは、「明らかなバツを探すこと」なのですが、
今日はこの話はこの辺にしておきますね。 

話を戻しますと、とにかくコスパの良い問題から解いていきましょう。
いや、解けないんですけど・・・と思った方は、安心してください。
きちんと文法と熟語の勉強を詰めていけば、必ず点数は向上します。
ここの部分は受験テクニックなんて、いらないのですから。

3.長文は「オチ」を掴め!そこが問われる!

最後は、テクニック!とは言い難いですが、

知っているだけでちょっと得する情報です。

実は早慶付属高校の入試問題の長文には特徴があります。

長文(物語文)にはオチがある。

ということです。

オチっていうか、大どんでん返し、と言った方がいいかもしれません。

例えるなら、なんだろうなぁ。

付き合っていた女性が、実は男性だった、とか。
怖いのは幽霊でもなんでもなくて、人間だった、とか。
コンビニで買ったタオルを持って日帰り温泉に行ったら、雑巾だった。(実話)
とか。

あんまり上手な例えが出てきませんが、こんな感じです。

落語みたいな感じですかね。

ですから、入試問題を読むときは

「オチはなんだ?」と考えながら読み進めることを心がけましょう。

なぜ、これが重要か。

内容一致問題にて問われる可能性が高いからです。

「あなたはきちんと話のオチを理解できましたか?」
「どう、この話おもしろかったでしょ?」

そんな出題者の顔が浮かびますね。

以上、知っトク情報でした。

まとめ

結局、英語は単語力が大切なんですよ。

でも、単語って生徒が一人で勉強することがメインになりますよね。

それは生徒の仕事。

我々、塾講師は、生徒が仕上げてきた単語力から

どう点数に変えていくか、をレクチャーするのが仕事。

だから、単語単語単語・・・と連呼するのは個人的には
あまり好きでは無いです。

例えるなら、

生徒が一生懸命育ててきた食材(単語力)を使って、
それを美味しい料理(得点)に変える。その見本を見せる。

そんな仕事だと思っています。

手本を見せる、それが私の仕事の本質なのかもしれませんね。

だってプレイヤーは私じゃなくて、生徒たちなんだから。

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