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【イナカモンは不利】旧帝大現役合格までの軌跡②〜入塾テスト〜

こんにちは、たんずです。
私は塾講師歴10年の現役塾講師です。
2020年度の春頃からZoomにて授業を提供しており、そこから見えた受験メソッドをお伝えしていきます。

この記事では厚顔無恥なオヤジと純粋無垢(だった)私の学習の軌跡です。
教育業界を経験したからこそ見える視点から、
私の教訓を多くの保護者さん、学生さんに伝えていきたいです。

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時は流れ、私は小6まですくすくと、伸び伸びと育っていました。
社会のテストビンタ事件以降、変な点数を取ることは無く、勉強も一切しませんでした。
宿題をやった記憶もありません。
でもやらなくて怒られた記憶も無いので、そもそも存在していなかったかもしれません。

そして、卒業間近、私は某有名学習塾に入ることになりました。

その塾はその地方では合格実績がNo.1でした。
CMもバンバン流れ、その土地では知らない人がいないくらいの有名塾です。

オヤジの考えはシンプル。
〇〇大学に合格させる
そのためには実績の良い〇〇高校に合格させる
ならば合格実績の強い〇〇塾に入れる

このように逆算をして考えている保護者さんも多いと思います。

でも、人生は全て計算で成り立たないですよね?
予期せぬ不測の事態がたくさん起こりますよね?

オヤジの計画は第一段階からコケていました。

時を戻します。
もう想像に容易いですよね。

入塾テスト落っこちました。

厳密には落っこちた訳ではないのですが希望クラスに入れませんでした。

超特別進学クラス
特別進学クラス
進学クラス

当時3コースのクラスがあったのですが、
オヤジの希望は当然1番上のクラス。
私は1番上どころか2番手のクラスすら合格しませんでした。

人生で最大級の羞恥心を感じました。

単なる親バカでしょうから、学習塾側からすればどうってことない出来事でしょう。
でも当時12歳の私としては、初めてのやるせなさ、気恥ずかしさを感じていました。
穴があったら入りたいとは、こういうことを言うのですね。

学校のテストは学力のバロメーターとして当てになりません。
当然ですが。

それすら知りませんでした。オヤジも私も。
だって学校で習っていないことがバンバン出題されるんですもの。
だって家に帰ってから勉強なんてしたことないんですもの。
だって勉強なんて好きじゃないもの。

そんな赤っ恥を書いた、入塾テストでした。

それにしても
学校のテストでいつも点数が良い
→うちの子は賢い!!
という思考は…

首都圏の受験を考えている保護者さんからしたら、とんでもない田舎者ですよね。

受験において、田舎者はマイナス要素でしかありません。断言します。

これは別に田舎に住んでいる人を侮辱しているのではありません。
私だって田舎、大好きです。

大切なのは
首都圏の受験状況を知ること。

なぜならば
大学入試は首都圏の学生とのガチンコ勝負に勝たなくてはいけないから。
(人口分布の視点から)

有名国立大学や有名私立大学へは、首都圏の学生との勝負です。ガチンコ勝負です。
そのために地方の方こそ、彼らがどのような競争をしてきたのかを知らなくては勝負に勝てません。

かくして、田舎者で赤っ恥を書いた我々親子は、中学生活を1番下のクラスからスタートさせるのでした。

本当にダサすぎる。。
ちなみに3回チャンスをもらいましたが、全てスカりました。
三振バッターアウト。

では、今回はこの辺で。
次回からは涙と血の中学生編に入ります。

【今回の教訓】
田舎者には入試は不利。
情報をたくさん得よう。
首都圏の入試、学習内容、カリキュラム等
10年前より遥かに情報は入手しやすくなったはずです。

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