筆箱を見ると、その子の成績も見えてくる
「先生、赤ペン忘れました」
「先生、消しゴム忘れました」
「先生、鉛筆削ってきてもいいですか」
基本的には、優しくいいよ。と答えるようにしているが、
受験生へはちょっと嫌味を言ってしまう自分がいる。
こんにちは。たんずです。
僕は現役塾講師で、もうすぐ11年目です。
普段はコロナ禍でも勝てる学習メソッドというテーマで
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今回は、久々?に真面目な学習論を語ります。
成績がよろしくない子の特徴3選(文房具編)
まずは、イヤーな話からいきましょうか。
成績があまりよろしくない子の特徴をまとめます。
皆さんは大丈夫ですか?
お子さんは当てはまっていませんか?
<成績がよろしくない子の特徴>
✅筆記用具の忘れ物が多い。
✅先端が丸まった鉛筆ばかりで使えない。
✅不要なペンが多い。
それぞれ解説をしていきましょう。
また、本投稿の最後に「理想的な筆箱の中身」も合わせて紹介します。
✅筆記用具の忘れ物が多い。
まずはこのパターンですね。
1回くらいなら何とも思いませんが複数回来るとね・・・
私が何度も注意しても赤ペンを持って来なかった子がいました。
結果はやはり、残念なものとなってしまいました。
筆記用具への意識 ≒ 受験への意識
と考えてもいいんじゃないかな、と思っています。
大人も自分の仕事の道具には、
ある程度こだわりを持っている方も多いと思います。
真剣だからこそ、道具にもこだわりたいですよね。
そこまでマニアックなこだわりは不要だと思いますが、
必要最低限の筆記用具くらいは揃えて欲しいですね・・・。切実に。
ちなみにカバーをしていなく、
ボロボロで小さい消しゴムを使っている子も要注意です。
本当にそれでテストを闘えるの?
と質問したくなります。
消しゴムこそ、最もこだわるべき文房具だと思います。
✅先端が丸まった鉛筆ばかりで使えない。
これも先ほど述べたように「受験への意識の低さ」が露呈しています。
よくあるお悩みとして
「字がきれいに書けない」
という相談がありますが、
筆記用具で改善される部分
も大きいと思います。
字がキレイじゃない子(特に男の子)に多いのが、
適当に選んだ、先の丸まった鉛筆で
適当に走り書きをしている。
といったケースがよくあります。
僕は絶対にこのようなアドバイスを言います。
「自分の字が一番キレイに見える筆記用具を選びなさい。
ちなみに先生も字は汚いけど、SARASAだとマシに見える。」
この辺りから、勝負は始まっているのです。
字が汚いと、印象が悪いですし、良くないことだらけですよ。(経験者談)
ちなみに!
私は学生の頃、字が下手な先生=授業が下手な先生
と勝手に決めつけていました。
自分が字の下手な先生になるとは、全く予想していなかったのですが。
✅不要なペンが多い。
ここまで紹介したケースは男の子に多いケースでした。
が、
この「不要なペンが多い」は女の子にありがちです。
「先生、どの色のペンがいいと思いますか〜?」
たまに聞かれますが
「好きな色でいいよ〜」と答えています。
内心は、どれでもいいから早よせい!と思っています。笑
極論言うと、ペンは3本ありゃ十分です。多くても5本ですかね。
後ほど理想的な筆箱の中身を紹介しますが、
ペンが多すぎてもマイナスです。
探したり、迷っている時間がムダだからです。
いつもペンを探している子は、一度整理をすることをお勧めします。
理想的な筆箱の中身
これは完全に個人的な主観です。
<理想的な筆箱の中身>
✔️メインとなる筆記用具(鉛筆orシャープ)
✔️メインとなる筆記用具の替え(同じものでも可)
✔️シャープペンシルの替え芯
✔️消しゴム(角が残っている十分な大きさのもの)
✔️赤ボールペン(もしくは赤鉛筆)
ここまでがメインとなる文房具
✔️色ペン3色(水青・ピンク・オレンジなど)
大体の先生は3色で色分けをします。これ以上は不要です。
✔️定規(キレイな図形やアンダーラインを引くために)
ここまでがノートを取るのにあったらいいもの。
✔️ふせん(すぐメモを取れるように。サイズは大きい方が良い)
✔️スティックのり(プリントなどをノートに貼れるように)
✔️ハサミ(プリントなどのカット用に)
あったらいいな、と思えるもの。ふせんは役立ちます。
のり、ハサミまで入れると、相当なスペースが必要なので、
筆箱のサイズと要相談ですが、こんな感じですね。
ちなみに私は、無印良品の文房具で統一していました。
シンプルで使いやすく、おすすめです。
こんな感じで、無駄なく、必要な物だけを
揃えた筆箱に進化させてみましょう!
まとめ
筆箱は受験生を映し出す鏡、と言っても過言ではないです。
道具との向き合い方が、受験との向き合い方です。
これはノートや教科書、プリント類にも言えることです。
今度はノートの取り方について発信していこうと思います!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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