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気の極々小さい親戚のオヤジPart18

気の極々小さい矢鱈気の強い、始末に負えん苺のケーキが好物の親戚のオヤジに、年のおわりに思うこと。

相変わらず不器用で、最後までこの年も出来なかった始末に負えん親戚のオヤジ。

気さくに自分のこと出せない厄介なオヤジ。本当はあったかくて優しいオヤジを出せれば、本来のオヤジの姿なんだけど……

ちょっとヘンコだけれど、根は優しくて人を思いやれる人なんだからね。
オヤジの経験が心を頑なにしちゃった。
自分さえ良かったらいいって、自分のことだけ考えて生きて行こうって、親戚のオヤジは自分自身に言い聞かせながら、私の辛い時にそう言ってくれたっけ。
オヤジの私への思いやりだった。
オヤジにも辛いことが誰も知らないところで、いっぱいあったんだろうね。

しかし、もういいんだよ。オヤジの本来の姿出してもね。
ちゃんと見てる人は見てるんだからね。隠さなくていいよ。

私をイジメて憂さを晴らさないでね。
これでもオヤジの事ちゃんと理解しょうと努めてんだからね。

2022・12・31  親戚の難病オヤジの一年が終わる。
ずっと生きてやりましょう!
ずっと生きて行こう!



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