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オトナになってから、アダルトチルドレンに苦しんでいる

HSPとか吃音とかINFJとか、わたしを苦しめる忌まわしいものについて散々書いてきたけど、そういえばアダルトチルドレンをテーマにして書いたことなかったなーって。

この記事を見つけてくださったみなさまは、たぶんアダルトチルドレンのことはよくご存じのことでしょう。だからここでは説明しないよ。めんどくさいし。
それにくわえて、noteとかインスタとかでよく見るアダルトチルドレンの人間の主な特徴とか、よく見られる後遺症についても説明しない。たぶんわたしよりもみなさまのほうがお詳しいでしょう。

さて本題へ。

わたしが苦しんでいるアダルトチルドレンの後遺症とは、それはあのころの両親と同年代のオトナを相手に幼少期と同じ行動をしてしまうというもの。
これ、「現在の両親」ではなくて、「あのころの両親」と同年代というのが超重要ポイントでありましてね。
ほんとうだったら「あのころ」に下線も引きたいくらいなんだけど、noteにはその機能がなかったから太字にするだけで許してあげている。
わたしがまだ子どもで、両親の顔色ばかりを窺って生きていたころの、あのころの両親
この手のアダルトチルドレンをヒーロータイプとかなんとか呼ぶみたい。調べてたら、ヒーローイネイブラーに近かったかも。あくまで自分の診断だけど。というか、このふたつ似てない? 

やっぱり幼少期に受けた心の傷って、大人になっても治ってないんだよね。
カサブタにすらなってなくて、記憶や心の奥底の、すぐ目につかないようなところに隠してあるだけなんだ。
で。
わたしがこわいのは、自分よりも20歳くらい年上の女性
アラサーという山の頂上が見えてきているわたしからすると、だいたい40~50代くらいの女の人が怖いわけだね。
あんまり女性の比率が高くない業界だったら困らないんだろうけど、残念ながら福祉の業界は女性の比率のほうが圧倒的に高い。
役職が上になってくると男性が多いんだけど、現場なんか女性のほうが多いに決まっている
しかも、わたしが苦手な20コくらい年上の女性。
しかもしかも、そういう女性たちは職場内で力を持っていたり声が大きかったりする。
さて、これは困りましたね。
どうやったらこれを克服する(せずとも意識しない)ことができるかを、この数年ずーっと考えながら、頭を抱えながら、お仕事をしてきたわけでありますよ。




ぐだぐだ文章が無駄に装飾されすぎてしまったのでもう一度テーマについて確認しよう。

わたしは、自分より20歳くらい年上の女性が怖い。
それは、わたしが子どものころの両親と同じような年齢だから。
で、職場にはその年代の女性ばかりがいて困っている。

というハナシ。
あ、前もって言っておくけど、同性だから異性だからとかそういうのはあんまり関係ない
20歳くらい年上の男性も苦手だし。これもあのころの父親と同じような年齢だから。
今回、苦手の対象として女性だけを挙げたのは、職場には女性のほうが多くて、この後遺症に悩まされる回数が多いから。
あとは、男性と女性では怖いポイントが違うから。
男性に対しては父親に抱いていた怖さを、女性に対しては母親に抱いていた怖さを、それぞれ感じている。
わたしにとっては、父親への恐怖よりも、母親へのそれのほうが大きいんだよね。
ほら、わたしの家庭では父親より母親といっしょに過ごす時間のほうが長かったから、プレッシャーに晒される時間も長かったわけですよ。
もうね、夏休みとか最悪だった。当時は母親も子育てのためにお家にいてくれたわけだから、ほんとうにストレスだった。
血のつながった家族でも、毎日24時間顔を突き合わせていたらダメだって。
そんなこんなで、わたしにとっては母親の影のほうがちょっと濃いんです。




じゃあ、後遺症って具体的にはなんなの?ってハナシになるんだけどさ。

顔色を窺いすぎて身動きが取れなくなる
その人の「正解」を考えすぎて自分の意見が言えない
「機嫌を損ねてしまわないか」と常に緊張してしまう
エトセトラ、エトセトラ。

症状によっては、原因が両親との関係だけじゃないものもあるけど、だいたいこんな感じ。
これが、20歳くらい年上の女性相手に常時起こっている感覚。

顔色を窺いすぎて身動きが取れないのに、その人の正解を考えてどうにか機嫌を損ねないようにとあくせく働くんだけど、緊張のせいでうまく考えがまとまらず、正解不正解の二択を外し続けている。
その結果、相手からの評価を落とし、それをどうにか挽回しようと、機嫌を取り戻そうとあくせく働く。不正解の選択肢を引き当てる。以下エンドレス、エンドレス。
恐怖の対象相手だと、なーんもうまくいかない。
ずーっと空回りするだけ。空回りしすぎてそのうちバターになってしまう。
超苦しい。

こういうのって、一度カウンセリングとか受けたほうがいいのかしら。
受けるとして、どこへ行くのかしら。
心療内科? メンタルクリニック?
先入観を持つのもよくないけど、あんまり病院にはお世話になりたくない。
この先、働けなるくらい生活に支障が出始めたらそのときに考えよう。
ええ。




20歳くらい上の女性が苦手で、そういう人間が多い職場にいるのは確かなんだけど、何も職場の人間の全員に後遺症が出ているわけじゃない。
あたりまえなんだけどね。
おもしろいことに、現在の両親と同年代くらいの人間とは比較的緊張せずに振る舞えている。
あとは、年下の若い子たち。実は同年代の人間も苦手なのだ、わたし。
人間関係に難がありすぎる……。

インスタとか見ているとさ、「アダルトチルドレンの克服方法!」「自分の中の子どもに声をかけてみて!」とかなんとか、わたしのような症状に苦しむ人間に寄り添おうとする投稿を目にするけどさ、まあ信用できないわけよ
別にその投稿をしている人間は専門家じゃないだろうし、たとえ当事者だとプロフィールに書いてあったとしても、ほんとうかどうかはわからない。
インスタに限らず、SNSのそういう投稿には胡散臭さを感じてしまう人間なのだ。
めちゃくちゃメンタルが脆くていろんなものを抱えて生きているくせに、助けになりそうな情報を信じようとしないのは自分でも厄介だと思う。
別にいいけど。これがわたしだし。

あ、これが自分を受け入れるってこと?


今回はこんな感じ。おつかれサマー。
毎日暑すぎて食欲もなく、みるみるうちに痩せていっています。酷暑ダイエット。
みなさま、よきヒーローライフをお過ごしください。