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【HSP】「嫌い」を攻撃できる人間になりたい

嫌いな人間を攻撃する」って心理が、わたしにはあんまりわからない。
嫌いだとわかっているなら――自分に害がある存在だとわかっているなら、わざわざ近づいてきて余計な接点をつくる必要なんてなくない?
攻撃することで相手を自分から遠ざけているのだよ、と言われてしまえば反論できないけど。
人間じゃなくても、社会性を持つ動物は群れや自分に必要のない存在を攻撃して追い出すみたいな話もあるし。

わたしはもっぱら「嫌いな人間を避ける」タイプの人間だから、嫌いな人間を攻撃する人間のことがわからない。
わたしはあなたのことが嫌いだから、近寄ってダメージを受けないように避けているのよ。
でも、あなたはわたしのことが嫌い(推測だけど、たぶん当たっている)なのに、どうしてわざわざ近寄ってきて傷をつけようとするの?
それ、意味ある




お仕事柄、対人業務におけるストレスに晒されているわけでして。
同僚や先輩方には、気が強い人が多い職場なのよね。
平気で意味わからない罵詈雑言とか暴力の被害にあうのに、従事者側から何かをしたらすぐに虐待だの不適切だの文句を言われるようなお仕事だからね。
気を強く持って自分を守らないと、平気でつぶれちゃうんだよね。
先輩方はもともと気が強かったのもあるだろうけど、長年勤めるうちにもっと鍛えられたんだと思う。
気が強いというか、好戦的というか、血の気が多いというか。
だから、他人への「嫌い」というネガティブな感情が、そのまま攻撃に直結しがちなんだと思う。

で。
わたしはチクチク嫌味を言われたり、露骨な態度をとられても、何も言わないタイプの人間なのです。 
攻撃しても反撃してこない! 逃げていくだけ!
追いかけてもう一度攻撃しても逃げるだけ!
そのくせタフだから、なかなか心のバランスを崩しそうにない! 
「嫌い」が「攻撃」になりやすい人間からしたら、そりゃ格好の的だ!
ステラーカイギュウみたいだね。そのうち人間に攻撃されてゼツメツしそう。

でもさでもさ、わたしがそういう信条の人間であることにはいくつか理由がありましてですね、それも聞いていってほしいのですよ。
まず「自分がされて嫌なことはするな」という教え。
次に「やり返したら相手と同じレベルになる」という考え。
最後に「悪いことをしたやつには悪いことが起きる」という思想。
INFJが好きなカルマ思想因果応報論ってやつを、わりと本気で信仰している。

自分がされて嫌だから、嫌いな相手であっても同じことをしない。
自分がここでやり返したら、相手と同じレベルになるから反撃しない。
こんなことをする人間には、いずれ必ず同じことが自身に返ってくる。

まあね、カルマ思想とか因果応報論なんて、たぶんまやかしなんじゃないかと最近は思い始めているよ。
わたしのことを攻撃する人間にパートナーや家族がいて、幸せそうに子どもやペットの可愛い話をしているのを見るとね。
わたし、何か生きてて意味ある?」なんて思っちゃう。
人間、気持ち悪い。




うるさい、うるさい、うるさーい!

なんでわたしばっかり我慢しているんだ!
何がカルマ思想だ!
何がやり返したら同レベルだ!
こっちは毎日毎日、きょうは傷つきませんようにってびくびくしながら生きているんだ!
そこまでして自分の感情を押し殺す価値が、どこにあるってんだい!

わたしも嫌いな人間に、チクチク嫌味を言ったり露骨に嫌うような態度を取ったり挨拶を無視したりやる気をそぐような言葉を投げつけたりお仕事を押しつけたり心を深く傷つけたり大声で聞こえるように悪口を言ったり叩いたり殴ったりしたーい!

別にわたしを嫌うのはいいよ。そこは否定しないよ。
でもさ、それを態度に出すのは、さすがに幼いってもんじゃない?
わたしより早くオトナになって、わたしより長く社会人やってるんじゃないの?
オトナって、思ってたよりちゃんとしてないよね。

わたしも、今後長く生きていく(予定)なら自分を守る術をちゃんと身につけないといけない。
それこそステラーカイギュウみたいに、人間に銛で突かれてもうずくまってやりすごそうとしていてはいけない。ほんとうにゼツメツしてしまう。




さて、ほぼ愚痴でございました。
最近体調悪いし、お仕事もなーんにもうまくいかなくて、noteに吐き出した次第でございます。

別に手あたり次第に無差別に攻撃したいわけじゃない。
わたしを攻撃してくるわたしを嫌いな人から自分を守るために、攻撃という選択をするのだ。
いろいろ愚痴をばらまいたけど、言いたいのは、言い返せるくらい強くなりたいってこと。
気が小さくて臆病なのに、タフなんです。
タフというか、自分のダメージに気づかない感じ。
突然ぶっ倒れたりします。

今回はこんな感じ。おつかれサマー。
みなさま、よき因果応報ライフをお過ごしください。