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劣化と変化

何事も考え方次第と言うか、モノの捉え方というのは、ちょっとした見方の方向が違うだけで、意味合いがだいぶ変わったり、時として180度真逆にもなるなぁと。劣化と変化というのもまさにそうでありまして。


劣化か?変化か?

朝飲んだコーヒーがとてもおいしかったんです。いつも手網焙煎という方法でコーヒー豆を自分で作ってるのですが、だいたい焙煎後3日目〜7日目くらいがおいしいんです。もうこの間、日に日にどんどん味が変わっていきます。で、2週間過ぎると味も風味も落ちます。手網焙煎というのは劣化が激しいんですね。逆に、お店で買ったコーヒー豆は劣化がもうちょっとゆっくりで長く楽しめる気がします。

でもこれを「劣化」ととらえるか「変化」ととらえるかでだいぶ違ってきて。現象としてはただの劣化なんだけど、最初から変化することを分かっていて、それ自体を楽しもうとしていると、劣化する過程が面白くてしょうがなくなります。

変化することを良くないことだと考えすぎると、ただの劣化になってしまって、気づいた時にはもう遅いパターン。でも変化するのが当たり前だと考えていると、まさにいま変化している「途中経過」も楽しめるし、「過去」を思い返してその変化の大きさも楽しめるし、どこまで変化してっちゃうんだろうと「未来」も楽しめる。

この世に変化しないものは無いという話で。人生と一緒ですな。何事も変化を楽しみたいなーと思う今日この頃。


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