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相手を喜ばせることをしよう 応用編 #1

こんにちは、中里クニオです。
7年ほどのGAFA(のどれか)でのマネージャー経験などに基づき、あなたのステップアップを加速する発信を行います。

今回から数回にわたってソーシャルスタイル理論という考えに基づいてお話をしていきます。

主に接客などで使用できる知識ですがもちろん普通の人間関係にも使えるのででぜひご活用ください。

ソーシャルスタイル理論とは
アメリカの心理学者、デビッド・メリルの提唱した理論です。
人間を4つのタイプに分類し相手が好む対応を探し出すための考え方です。
まさに「相手の喜ぶことをしよう」という考えに基づいていますね。
では4つのタイプの特徴を見ていきましょう。

実行型
質問するより命令する。
早口で話す
率直で簡潔に話す
背景をあまり話さなさい
特に口数は多くない
事実とデータ重視する


直感型
早口で話す
大声で話す
ジョークを言い、ストーリーを話す
本題から逸れる
声と口調に抑揚がある
意見を強く表明する


分析型

ゆっくり話す
穏やかに話す
他の人に意見を求める
妥協案を提示する、または他の人アイデアと組み合わせる
躊躇いがちに提案する


温和型
ゆっくり話す
穏やかに話す
指示を出す場合でも質問指向
慎重に言葉を選ぶ
話を途中でやめて、よりわかりやすく伝えるための最初から言い直すことがある
事実とデータで考えを裏付ける
声と口調にほとんど抑揚がない
背景をあまり話さない
事実及びタスク指向


表にするとこんな感じ
上下左右で隣り合っているスタイルには共通するものがある反面
対角に位置するタイプとは共通するものがない、言い換えるならば苦手とするタイプとなります。
これは自分なら嬉しいと思う対応をしたところ相手にとっては好ましくないため、気遣いの空回りが起こってしまうからです。


では相手タイプの好ましい対応をするためにご自身の簡易診断をしてみましょう。


簡易診断
前置きが少なく明確な指示を出す Yes → 実行型

 No↓
感情的な態度をとる No → 分析型

Yes↓
強く意見を述べる Yes → 直感型
他の人に意見を求める Yes → 温和型

これで大雑把にご自身のスタイルが把握でいるかと思います。より詳しく知りたい方は”ソーシャルスタイル理論 診断”などで検索するとより詳しいものが見つかるかもしれません。

では次回よりスタイル別の好ましい行動を解説していきます。

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