見出し画像

最強おうちご飯、トリコ的な(ご挨拶)

 初めまして、

 おにぎりけいちゃんのZunと申します。
 当方はおうちで食べるご飯を最高峰のレストラン以上のクオリティにすることを目的とし日々あがいている人間の記事になります。
多少お堅い挨拶になりますが、最後まで読んでいただけると幸いです。

 まず、このような思考・思想に成った経緯をお話しさせていただきます。
 今から約幾千年から数年前、私はたまたま日本のトップクラスと呼ばれるレストランを数年に渡って食べ歩く経験をいたしました。
 元々、私は食にひどく疎く、一般的な家庭料理どころかお袋の味さえ全く知らないと言っていいほどの環境で育ちました。
 例えるならば、アジと秋刀魚の姿かたちの区別さえつかないほどです。
それが知識がない故の好奇心なのか、親和性があったのかはさておき...

「あれ?これ何か月先まで埋まっているような煩わしい予約や美味しくないお酒・一品を食べるよりも、自身で食材を集め、作り、大切な人と快適な環境で食べた方が良くない?」

と、紆余曲折ありながらもこのように考えるようになりました。【お鮨屋さんで最後に出てくる数合わせのような車海老・穴子・卵シリーズや日本料理屋さんで出てくる美味しくないお造りが苦手、のような(好きな人がいたらごめんなさい。)】。

 もちろん最初はずっぶずぶのド素人で、人参の皮剥きもまともに出来なければ、塩っ辛く味のしない肉じゃが、お魚を捌くなどもってのほかでした。
 当たり前です、それまで料理に携わる環境にいなければ、それに関する努力もしていないのですから。
 ただありがたいことに、この時代にはインターネットがあり、調べれば必要最低限の情報を得ることができ、そして本当に必要であれば求めるレストランへ行くこともできました。

 そして延々と塩を舐め、数々の醤油を飲み比べ、築地へ足を運んでは悲しい思いをしたり、そしてそれ以上に素晴らしい人々との出会いをもあれば、謎の就職をしてしまった挙句美味しくもないコンビニ弁当やおにぎりを食べ、お料理をする楽しみを奪われている事実にイライラしてみたり...そんな過去を経て、今に至ります。

 タイトル回収、時代に名を遺す独創的なお料理ではなく(もちろん、結果的に至れればよいと願いますが)、自分と大切な人のために作る世界に一つだけのコース料理を。その過程の手記。


 私が書く記事についてなのですが、基本的には時代に逆行いたします。
 手軽で美味しい・コスパが良い・出来るだけ手短に分かりやすくetc、といったような記事を書くことは一切ありません。
 また頻繁に科学的な側面と感覚的な側面が交差いたします。
 都度書くようにはいたしますが、「理論上NaClである塩は(略)」のような疑問があろうかと思われますが、「ご自分でお確かめください。」の回答以外はございません、ご了承ください。
 結果的に皆さまのおうちご飯が楽しく、引いては人生の幸せが増すことになればと願っております。
 お料理も1+1から因数分解を経て微分積分の世界へ(謎)。

実際に作っている料理画像については、instaに掲載しております。https://www.instagram.com/onigirikeichan/


以下、これから投稿する予定の記事例になります(順序や内容については都度変更されます)。

・美味しいお料理を作るなら「調味料」から、釣り竿に拘る理論

・レシピに囚われた人々

・水と空気の有毒性

・塩と塩気

・乾燥と熟成と腐敗

・味の素にまつわる手間とコスパと美味しさの形

・科学と感覚

・温度という調理法、コースの作り方

・糖と旨味の堆積

・道具の手入れと集め方

・おうちで高級食材を使う理由と最近の高級飲食業界のトレンド

・サステナブルの嘘

・努力の始まりは大車輪、必死で坂を登り、坂道を落ちる

・自分と社会のネジを回す速度

・食材

 ・魚(魚種別)

 ・貝類

 ・甲殻類

 ・イカ

 ・タコ

 ・海藻

 ・お肉(肉種別)

 ・季節物お野菜

 ・山菜

 ・酢を含んだ食材

 ・根菜・芋類

・スープ

・ソース

・米

・おかゆに類するもの

・パスタ

・リゾット

・パエリヤ

・発酵食品

・燻製


#自己紹介 #料理

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?