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一次資料にあたることの重要性

かなり久しぶりにnote更新。
今日はこのテーマをば。

#仕事の心がけ

本日の目次

  1. 情報ソースの選択

  2. 一次資料にあたろう

  3. 事実は嘘をつかないけど、解釈は嘘をつく

1.情報ソースの選択

ビジネスマンであれば新聞、業種によっては専門誌・雑誌等になるでしょうか。
最近はスマホ一つで完結できるから大分楽に情報収集が可能ですよね。
グノシーやスマートニュースのようなキュレーションサイトを活用すれば広く浅く情報にあたることも可能です。

また年代によってはTwitterやInstagram、TikTokを情報検索ツールとして活用している人も多いでしょう。
別に正解・不正解があるわけでもなし、好きにしたらよいと思います。

大事なのは「可能な限り自然に情報に触れる」ということだと個人的には認識しています。

2.一次資料にあたろう

どんな情報ソースも大抵は”二次資料”です。

二次資料は誰かが発表したものを編集・追記したものです。
その結果、どうしたって作成者の意図は介入してしまいます。

こればかりはしょうがないですね。
「私はそんなことはない」と自負している記者であっても、避けられない。
なぜならば、完全にフラットに情報を伝達している場合、
”一次情報=二次情報”となってしまい存在価値を失うからです。

少々面倒ですが、一次情報にあたることをお勧めします。
一次情報は発表者の意図しか介在する余地がないため、余計な解釈が入らず、よりフラットな状態で触れることができます。

「そんな暇ないよ!」
「どこに一次資料あるのよ!」
という怒りの声が聞こえてきそうですね。。。

二次情報であっても、きちんと出典(=一次情報)を明示しないものは、話半分のゴシップとして触れるのが肝要かと思います。

出典元を明らかにしない情報なんて、危なっかしくて使えたもんじゃないですからね。

3.事実は嘘をつかないけど、解釈は嘘をつく

これは本当に意識しないといけません。
ちょいと前に騒がれた”ファクトチェック”ですが、これは「事実と解釈は異なる」という観点を徹底しなかったことで、一時的なトレンドになり下がってしまったと私は考えています。

「事実と解釈は異なる」
これはどんな分野でも活用できる観点です。
ちょっと練習してみましょう。

Q. あなたが今いる部屋にある家具はどんなものがありますか?

「大きいグレーのソファーがある」
「大画面のテレビがある」
大体こんな回答が多いのではないでしょうか。
これが「事実と解釈が入り混じった状態」です。

違いとしては以下の通り。
・事実:全員が一致して捉えられるもの
・解釈:人によって捉え方が違うもの

上記例でいうと、
6畳の部屋に住んでいれば2人用のソファでも十分大きいけど、
18畳の部屋ならばそこまで大きくもない。
みたいな感じです。

事実だけで列挙するならば、
「縦3m x 横5mのソファーがある」
「65インチの液晶テレビがある」
のような表現になるはずです。
これであれば「解釈の余地がなくなる」ため、完全にファクトのみで構成されていることになります。

見分けるポイントとしては「数字が入っているか」「直接的すぎる断定になっていないか」「婉曲表現に逃げていないか」等がわかりやすいですかね。

この辺は新聞が顕著ですね。
「~~ということが懸念される」
「批判は避けられない」
みたいな。
いわゆる”お気持ち表明”ですね。
こういうのは話半分で十分です。

今やどんな仕事をしていても外部情報を活用しない仕事はないでしょう。
そして、ネットがここまで普及した現代において無数にあふれる情報から必要なものを取捨選択する能力は、昭和・平成よりも確実に必要になっています。

少々面倒でも一次情報を探す癖がつくと、情報探索の幅が広がるのでお勧めです!


おにぎり紳士

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