マガジンのカバー画像

電子書籍 作成ノウハウ

33
AmazonのkindleやAppleのBooksで電子書籍を出版する際のノウハウを集めました。あくまでも私の経験によるものなので、PC環境によって該当しないこともあるかもしれま… もっと読む
運営しているクリエイター

記事一覧

【挑戦】楽天koboへの電子書籍出版

 Amazon kindle、Apple Booksでの電子書籍出版経験を通して、いろんなことを学んだ。つもりだった。。。  まだまだ他にも電子書籍サイトは存在し、日本で展開している楽天koboも気になってはいたが、余裕がなく挑戦はできていなかった。が、今回、気になることはやってみないと気が済まない性格が災いしたのか、ついつい、楽天koboのヘルプをクリックしてしまったのだ。そして、はまった。。。  AmazonやAppleとは違った記述がたくさんあり、ええーい、読んでい

販売している電子書籍の本棚を作ってみました

 執筆を開始して三年めに入っている。思いのままに書いてきたものは、仕事の経験や回顧録、そして小説。小説に至っては、ショートショート、ミステリー、ファンタジー、恋愛小説など多岐にわたる。それらをまとめ、電子書籍としても販売し続けている。売れるに越したことはないが、世の中はそんなに甘くはない。ただ、私が書いたという足跡を残すことはできているだろう。現代に生きていたという証にはなっているはずだ。そのために書き続けている。松浦照葉とライターが確かに存在していたという証のために。  

kindle ペーパーバックコストが変更されます

kindleでの紙の本のコストが値上げされるようです。ギリギリの販売価格で出版されている方は要注意です。確認してください。(必要なら、販売価格の変更も) いつから 2023年6月20日から新しいコストが適用されるようです。 新しい区分の追加 大判と言われるサイズは料金が別設定になるようです。 大判とは、幅が 155 mm (6.12 インチ)、高さが 229 mm (9 インチ) を超えるものです。参考に判型ごとのサイズを掲載しておきます。下記であればB5判以上は新し

kindle ペーパーバックのサイズ(版型)変更

 kindle出版での出版済みの本に対する変更作業でつまずいてしまった。ペーパーバックの出版に関しては制約もいろいろあるので整理しておこうと考え、noteで残すことにした。  最近、過去に出版したペーパーバック(オンデマンドで注文するタイプの紙の本)に対して、見直しを始めた。  当初ペーパーバック(PB)のサイズは新書版で統一しようと考えていた。それが、ペーパーバックを出版するにあたり、文字数には関係なく、ページ数に応じてコストがかかることを知り、本のサイズとフォントのサ

Mac標準Bookへの登録に奮闘中

 Amazonのkindleには登録して電子書籍をすでに出版開始しています。しかし、Mac PCでPagesというソフトを使って作成しているせいか、手間がかかり始めています。そういえば、Macにも本を読むためのソフトが最初から導入されているのです。そのことにはたと気づいた私は、Mac標準のBookでも販売できるようにすればいいかもと思ってしまいました。  kindleの時もそうでしたが、基本的に管理している場所がUSAになるので、標準が日本ではなく登録内容に苦しむことになり

物は試しに

 5/18から、AppleのBookへの登録に挑戦している。kindleとは違い、詳しく書いてありそうなヘルプだが、具体策になると英語のみという砂地獄のような責めを体感している。  とりあえず、iTunes connectへのユーザー登録は完了し、管理のためのユーザーの追加登録も終わらせた。これは、いろいろな権限を分散管理するための設定のようだ。本来は法人としてのリスク分散のためのアクセス管理が目的のようだが、私は、すでに利用しているApple idのユーザーに加え「松浦照

合本「てりはコレクション」の最初の購入者

 初めて、合本を作ってペーパーバックとして販売開始した。フォントを小さくした結果は気になる。ということで、自分自身で注文してみた。  フォントを10otから9ptにしているので、小さいかなという印象は拭えない。が、読み進めると特に問題視するほどの大きさでもないかなと感じた。また、余白もギリギリまで詰めたのだが、自分としては許容範囲の感じがした。読みやすいに越したことはないが、そのために価格が30%以上高くなるよりはいいと判断した。  手元に届いたペーパーバックの写真は以下

またしてもペーパーバックとの戦い

 kindleが提供しているオンデマンドで注文する紙の本であるペーパーバックで合本をだすことに再び戦いを挑んでいる。前回は原因不明のエラーに悩まされたが今回はギリギリまでページ数を圧縮してみようという思いで再度の戦いを挑んだ。  まず最初につまづいたのが、表紙だった。合本にするにあたり収録したタイトルを入れておくべきだと思ったので、タイトル4つをイメージのエリアを作り、それぞれ改行して作ったところ、どうやら改行のマーク(実際には目に見えるわけではない)が悪さをしているようで

kindle PB 新たなる戦い

 kindleではオンデマンド注文による紙の本を登録できる。ペーパーバックと呼ばれていて、コストがかからないため個人で気軽に本を出版できる。もちろん、電子書籍とペアで販売できる。私もすでに何刷かリリースしている。  しかし、欠点は印刷コストが結構高い事。固定コストもあり、どうしても販売価格が高くなってくる。  そこで、複数の小説を一冊の本としてリリースできれば販売コストを下げられると考えた。試しに、これまで書いた小説4つを一つにまとめ、ペーバーバックとしての登録に挑戦して

Apple Booksとkindle✌🏻

 これまでのkindleでの電子書籍販売に加え、Apple BooksでもリリースできるようにしようとBooksと連携するためのiTunes connectアカウントを四苦八苦しながら作成し、小説を登録した。翌日、確認すると無事Apple Books上で表示されるようになっていた✌🏻  iPhone、iPad、Mac PCを利用していれば、以下のようなアイコンのアプリが導入されている。  このアイコンをクリックして、検索画面(虫眼鏡アイコン)を開き、見つけたい本のタイトル

kindle電子書籍販売と購入の国際事情

 Kindleに電子書籍を登録して販売すれば、世界中から購入できるようになるのですが、ネットを見ているとさまざまな情報が飛び交っています。  なので、ちょっと整理したいと思います。 まず、kindleに登録する際に電子書籍の配布権というものがあり、私を含め通常は初めて出版する内容となるはずなので、世界中で販売できる権利を持っているはずです。ただ、他者から依頼されて日本で販売してほしいといわれて対応した場合は、日本でのみ販売ということになるようです。 確認項目 著作者  

海外でのkindle販売の印税

 買い物をしている時に、銀行から連絡がありました。 「海外のアマゾンから送金されているのですが心当たりはありますか」 私のペーパーバックがドイツで一冊買われていたようなので、「印税」だと思いますと答えると、 「なるほど、そうだったのですね。わかりました。金額は4円でした」  電話を切った後、そういえばあることを思い出しました。スイフトを通して振り込まれた場合手数料がかなり高いということです。以前インタビューの仕事で海外から代金が振り込まれたのですが結構差し引かれていま

kindle 度重なる試練

 kindle出版を始めてから、幾度と悩まされているkindle for Macの品質。  ただし、そのおかげもあって、EPUB形式のファイルの中身まで確認することもできた。pagesから直接EPUB形式に書き出した内容とpagesから一旦textに書き出してでんでんコンバータでEPUBに変換した内容を比較してみたら明らかに違う構成で出力されている。どこかはわからないが、この辺りにkindleのviewerが誤動作する要素を含んでいるのだろう。  さて、そういうことで安心

kindle for Mac障害のその後No2

 Macで小説を書き始めてから、陥ったトラブルはPagesを使って書いた縦書きの小説をkindleに投稿した際に起こった。Macで見る時だけ正しく表示されないのだ。それでAmazonに対して問題報告をし調査を依頼していたが、あまりにも時間がかかるので、「回避策」をネットで探して対応した。その記事が以下の記事だ。  前回障害に対するその後を投稿した記事が以下である。基本的にはなんら改善には至らなかった。  Amazonのヘルプの担当者も途中で変更になったこともあり、調査は遅