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【挑戦】楽天koboへの電子書籍出版

 Amazon kindle、Apple Booksでの電子書籍出版経験を通して、いろんなことを学んだ。つもりだった。。。

 まだまだ他にも電子書籍サイトは存在し、日本で展開している楽天koboも気になってはいたが、余裕がなく挑戦はできていなかった。が、今回、気になることはやってみないと気が済まない性格が災いしたのか、ついつい、楽天koboのヘルプをクリックしてしまったのだ。そして、はまった。。。

 AmazonやAppleとは違った記述がたくさんあり、ええーい、読んでいるよりやったほうが早いと思い、すでに出版済みの電子書籍を楽天koboに登録してみた。事前のビューができないので軽い気持ちで登録して、待った。長い、確認すると週末は審査がお休み。社員に優しい対応だ。仕方ないと思い放置することに。。。だが放置すると忘れるものである。忘れた頃に登録された内容をkoboビューワーアプリで確認すると、縦書きなのに、記号が横書き状態。。。このままではまずいと咄嗟に、出版をキャンセル。しばし放心状態。そして、試行錯誤、ヘルプの読み漁り。。。

 結果として学んだこと。。。

epub作成上の注意点

利用するフォントに注意
 - 楽天koboはJIS準拠のフォントでないと正しく表示されない
 - 利用するフォントを「ヒラギノ明朝ProN」に全て変更(私の場合)

改ページ
 - pagesで改ページ記号を挿入しても、楽天koboビューワーでは機能しない
 - pagesの機能で「見出し」を設定して書き出した箇所は確実に改ページされる

pagesから出力されるepubファイル
 
- Amazon kindleの電子書籍と同様に、css.txtの最後に下記を追記する必要あり

body {
-webkit-writing-mode: vertical-rl;
}

 - 自分のHPへ誘導するようなURLを含めてはならない (楽天koboの制約)
 - 登録時に多くのワーニングメッセージが表示される(とりあえず無視)
    
登録での注意
 - 申請してもすぐには登録されない(週末や祭日は、審査自体も実施されない)
  (土曜日に申請した出版は、5日後の水曜日にやっと販売中になった)

登録前の見え方の確認
 - 楽天koboのビューワーを導入しておく必要あり
 - 指定された名称で、指定された場所にepubを格納する必要あり

・事前内容確認手順
パソコン(Windows/MAC)の場合 (ヘルプからの抜粋)

1. 「Documents」フォルダに「My Digital Editions」フォルダを作成します (MACパソコンの場合は「書類」フォルダに「Digital Editions」フォルダを作成します)
2. EPUBファイルを上記フォルダ内に追加します
3. 拡張子を「.epub」から「.kepub.epub」へ変更します
4. 楽天Koboデスクトップアプリを起動します
5. アプリのライブラリ画面を開いた状態で、「Ctrl」「Shift」「S」キーを同時に押します
  MACパソコンの場合は 「⌘」「SHIFT」「S」キーを同時に押します
6. ライブラリにEPUBファイルの表紙が表示され、中身を閲覧できます
※追加したEPUBファイルをライブラリの画面から削除するには、2で追加したファイルを削除し
楽天Koboデスクトップアプリへの再ログインが必要です。

楽天koboヘルプ

参考
※pageで作成したepubをkindle用にするためには、以下の手順が最も早い。

・pageでepubファイルを出力 (AppleBooksなら、pagesから直接、登録可能)
・出力されたepubファイルの拡張子をzipに変更し解凍
・解凍されたファイルの中のOPSフォルダー内のcssフォルダーを開く
・book.cssをテキストエディターで開く
・一番最後の行まで移動して以下のステートメントを追加して保存(コピペでOK)

body {
-webkit-writing-mode: vertical-rl;
}

・解凍された全ファイルを再度選択して、圧縮
・圧縮されたアーカイブファイルを元のepubの名称に変更
・epubファイルをkindleに登録
以上

p.s
電子書籍のサイトはこれでAmazon、Apple、楽天と三か所を経験した。全くわからないところから始めてはみたが、なんとかなるものだなというのが正直なところ。


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