見出し画像

海外でのkindle販売の印税

 買い物をしている時に、銀行から連絡がありました。

「海外のアマゾンから送金されているのですが心当たりはありますか」

私のペーパーバックがドイツで一冊買われていたようなので、「印税」だと思いますと答えると、

「なるほど、そうだったのですね。わかりました。金額は4円でした」

 電話を切った後、そういえばあることを思い出しました。スイフトを通して振り込まれた場合手数料がかなり高いということです。以前インタビューの仕事で海外から代金が振り込まれたのですが結構差し引かれていました。ということで、海外からの小額送金を受け取る場合の手数料を調べてみると、私が指定している銀行では、以下のような内容の記述がありました。銀行によって手数料は違うようです。

<受取手数料は、送金金額の0.05%、5,000円未満の場合は、送金金額の半額>

つまり、通常の最低手数料が2,500円だということです。今回の場合は、日本に届いた金額が8円だったということになるわけです。

 次に浮かんだ疑問は、ドイツでの販売価格とロイヤリティでした。kindleの場合は販売する国の価格を日本の円で入力した価格から自動で計算してくれています。確認すると、5.98ユーロで販売され、ロイヤリティは1.28ユーロでした。ちなみに、日本で販売した場合は消費税込900円の販売価格で、32円のロイヤリティで設定されています。

 ユーロで購入していただいたと仮定すして、1.28ユーロを今日のレートで換算すると約174円です。それが、銀行間を経由してくることでユーザーの手元に届くのは4円ということになったようです。すごい仕組みですね。少額の移動には向いていない仕組みのように感じます。

 それにしても、海外から購入してくれた方がいることに心から感謝です。

☆ ☆ ☆
いつも読んでいただきありがとうございます。
「てりは」のnoteへ初めての方は、以下もどうぞ。

#海外からの送金受け取り #スイフト #手数料 #kindle


この記事が参加している募集

スキしてみて

よろしければサポートをお願いします。皆さんに提供できるものは「経験」と「創造」のみですが、小説やエッセイにしてあなたにお届けしたいと思っています。