アインシュタイン

行政書士の「森 一志」です。「一志」→「一つの意志」→「一つの石」→アインシュタインと…

アインシュタイン

行政書士の「森 一志」です。「一志」→「一つの意志」→「一つの石」→アインシュタインとなっています。

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    森(note名・アインシュタイン)がまとめた記事があります。

最近の記事

こんなぼくの趣味について

27歳と生徒に呼ばれた日幸か不幸か、生徒には若く見られる。 平野ノラさんと同じ年月日生まれ。 長瀬智也と同じ年。 「錦鯉」の渡辺さん(こんにーちわーと言わない人)と同年齢。 よくぼくはこんな話をする。 塾講師をしている人は分かるかもしれないが、 漫画『2月の勝者』でちょっと触れられたように、 塾講師は若く見られがちだ。 ただし、それは両側面があって、 若く見られるからいいこともあり、悪いこともある。 ぼくは、その両面を経験しただけに、 塾講師は、ある程度の威厳、 先輩

    • こんなぼくがスラムダンクを好きになるまで

      漫画=悪の家族 ぼくは、漫画をあまり読まない家に育った。 親の影響だ。 『ドラえもん』以外の単行本はなかったし、 ジャンプ・マガジン・サンデーの三大週刊誌や コロコロ、ボンボンも読むことはなかった。 なんせ車の運転の方法はドラえもんで学んだのだ。 ぼくがちゃんと漫画雑誌を読んだのは、 入院中に読んだジャンプ。 当時は『キン肉マン』ではなく『スクラップ三太夫』が連載されていた。 ちゃんと漫画が許されたのは中学のとき。 初めて読んだのは『マガジン』。 『金田一少年の事件簿』

      • こんなぼくの恋愛遍歴について

        元気な子が好きだった ぼくの最初に気になった子は、 幼稚園でも一緒の組で家も近くだったTさんだった。 今覚えば、可愛くもない、スタイルもすごく言いわけでもない。 ただ、とても元気で話しやすかった。 この子がぼくの初恋だ。 中学校 ぼくは小学校と中学校は、ほぼ同じ生徒が通う。 中学校には、他の小学校の生徒が何人か追加される形になった。 当時は何も思わなかったのだが、 ぼくはここの中2で「生徒会」に所属する。 その生徒会の会長は、穏やかでかつ芯があり、 素晴らしい人格の持

        • こんなぼくがオンライン塾の講師になるまで

          意気込んで辞めてみたものの さて、意気込んで会社を辞めてみたものの、 ぼくにあるスキルは教育系のものばかり。 営業経験も少なく、パソコンが使えるわけでもなく。 資格予備校に入ったものの、先立つ物がない。 「やっぱり、塾か…」 しかし、このコロナ禍である。 集団授業はほぼ全滅。 昔働いていた塾の後輩に連絡をとったが、 オンラインで対応しているということだ。 (うーん…オンラインか…) ぼくは今まで集団も個別も生徒の目の前でやってきた。 それがオンラインになるとどうな

        こんなぼくの趣味について

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          12本

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          こんなぼくが関西(九州)の塾講師をやめるまで(最終回)

          ぼくはこうして教壇に立てなくなった 個別指導の部門の部長に言われたことは、 ・教壇に立つ資格はない ・アンケートが如実だ ・事務になるか本社勤務になるか選べ であった。 まず1つめは、その個別指導の部長は今年個別部門になったばかりで、 教壇に立っていたぼくを知らないことだ。 なぜそれがわかるのか。 2つめのアンケート。 個別指導部門にアンケートはない。 多分「碩学」のときのことを言っているのだろう。 結論、僕は本社勤務を選んだ。 大きく手取りは下がった。 20万を

          こんなぼくが関西(九州)の塾講師をやめるまで(最終回)

          閑話休題「センバツ」

          今回はセンバツの出場校をみていきましょう。 21世紀枠 石橋(栃木)初出場:小山隆司(楽天コンディションコーチ) 氷見(富山)30年ぶり2回目:野球は少なく、ハンドボールが超強い 城東(徳島)初出場:竹内(広島カープOB) 北海道 クラーク記念国際(北海道)2年連続2回目:福永(阪神、北九州など) 東北 仙台育英(宮城)2年ぶり15回目:上林(阪)・平沢(ロッテ)など 東北(宮城)12年ぶり20回目:ダルビッシュ有(パドレス)・ 加藤(日ハム)など 能代松陽(秋田

          閑話休題「センバツ」

          こんなぼくが行政書士に合格するまで

          とにかく塾が嫌だった 塾時代のことを書くとどうもいけないので、 少し変わったことを書くことにしよう。 あとで書くが、ぼくは塾の教壇に立てなくなったのと、 家庭の事情で九州に戻ることになった。 そして、一冊の本を買った。なんとなく。 「資格図鑑」 もともと社会の講師だったので、法律は嫌いではなかった。 クイズもやっていたので、知識には自信があったが、 法律の知識は当然、憲法の統治や生活保護系くらいしか知識はなかった。 法律の資格を見る。弁護士、司法書士、…行政書士?

          こんなぼくが行政書士に合格するまで

          こんなぼくが関西の塾講師をやめるまで(中編)

          前回は閑話休題ということで、僕の記憶に残ったすばらしい生徒たちを紹介しました。 では、本編に戻ります。 「不正?」「いや・・・」 ぼくのアンケートの結果が発表されたとき、大教室はざわついた。 (え?森?うそやろ?) (前回「べべ2(関西弁で最下位から二番目のこと)やったやん・・・) など。はっきり聞こえた。 部長は「不正したんか?」と冗談めかして言ったが、冗談じゃない。 不正は断じてしていなかった。 当時ぼくが勤めていた塾には、4つの部門があった。 中学受験を担当する

          こんなぼくが関西の塾講師をやめるまで(中編)

          閑話休題「ぼくが見てきた生徒」

          閑話休題。 印象に残っている生徒を数人紹介しようと思います。 (なお、完全に偽名です)。イニシャルすら合ってません。 古田隆(よしだ たかし)君・Y谷大塚のテストでも、志望校別のテキストでも 常に高偏差値を叩き出す優良児。性格も抜群によかった 「傘を忘れた中3の女の子が一緒に『友達』の男の子と相合い傘をして帰る。彼女は大きな彼の肩が傘からはみ出て濡れているのを見て一瞬かわいそうになるが、自分の逆の肩が彼の方に触れ、暖かくなっているのを感じ取って傘の位置を変えるのを辞める

          閑話休題「ぼくが見てきた生徒」

          こんなぼくが関西の塾講師をやめるまで(前編)

          中学受験の世界 あたりまえではあるが、ぼくは田舎出身だったため、 中学受験をしたことがない。 以前中学受験をしようとした (中高一貫校がそもそも少ないのが長崎県だが、そこにも「青雲」という名門校がある)が、 「お前の頭では無理だからやめとけ」という父の言葉で諦めた。 まず、塾もなかった。 関西のお母様方は目が肥えている。 以前『二月の勝者』というドラマがあったが、 漫画も有名で、漫画のほうがかなり実際の塾業界をリアルに描いている。 相当取材をされたのではないだろうか?

          こんなぼくが関西の塾講師をやめるまで(前編)

          こんなぼくが塾講師になるまで

          クイズとMagicの日々 クイズとマジック・ザ・ギャザリングの日々は楽しかった。 ちょうど横田卓馬先生の漫画「全ての人類を破壊する。それは再生できない」の時代、テンペストから始めた。 エラーの「呪われた巻物」を「スリヴァーの女王」「ハルマゲドン」と交換したのもいい想い出だ。 大学の授業もけっこうサボって、広島の店に入り浸った。 同年代も先輩も、後輩もいた。店に入り浸っていたので、 高校生や中学生の後輩もできた。一人暮らしだったので、 そいつらを家に泊めてゲームやMagic

          こんなぼくが塾講師になるまで

          こんなぼくが歴史コースの大学生になるまで

          クイズ研究会はなかった こうしてぼくは、クイズで高校を選んだ。 第10回高校生クイズ3位の長崎県の高校だ。 きっとクイズ研究会があり、必死にクイズに勤しんでいるに違いない… と僕は思っていた。 しかし、クイズ研究会は、なかった。 先輩に聞いた話だと、あの「三人の先輩」は退学覚悟で大会に出場し 3位になったとのことだった。 ものすごい努力の上に、あの3位という結果があったのだろう。 ただ、ぼくは絶望しなかった。 「クイズができないわけじゃない、クイズは今まででもひとりでや

          こんなぼくが歴史コースの大学生になるまで

          こんなぼくがクイズマニアになるまで

          「奇跡」と呼ばれた子 生まれたときは、奇跡と呼ばれた。「つ」よくなるように、「か『づ』し」と名付けられた子は、1120gしかなかった。 ぼくは母のおなかのなかに7ヶ月しかいなかった。 居心地が悪かったのだろうか? 田舎の産婦人科でとりあげられたときは、父の手のひらくらいだったという。 1120gの小さな命は、そのまま燃え尽きてしまう寸前だった。 隣町の大きな国立病院に、当時産婦人科医で 小児科医としては日本で3本の指に入るゴッドハンドが、偶然、いた。 母子健康手帳に「

          こんなぼくがクイズマニアになるまで