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いもづる算(一次不定方程式):特殊解のみつけかた「1つの未知数の係数を除いた、ⅰ)残りの未知数の係数すべてⅱ)残りの未知数の係数すべてと右辺、に共通の因数がある場合、 両辺をその共通の因数で割った時の余りに注目する」

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以前、いもづる算(一次不定方程式)は、面倒をいとわなければ、機械的に解くことができるということを説明しました。
ただ、その機械的に解く方法は、時間だけかかって不正解になる恐れも高いことから、試験会場での利用をお勧めしませんでした。

では、どのようにやるか。

中学受験ででてくるいもづる算(一次不定方程式)には複数の解き方があって、式の係数などによって解き方が変わってきます。
ただ、複数の解き方があるにせよ、共通する部分もあります。

①定式化
②消去算かいもづる算かの判別
③すべての数字が互いに素になるよう式を変形
④具体的な答え(特殊解) から 無数の一般的な答え(一般解)へと進む

これらの手順は、原則どんな場合であっても同じです。

そして、唯一違うのが、特殊解(具体的な答え)の見つけ方、になります。

前回は、特殊解の見つけ方として、まずもっともオーソドックスなもの、”係数の大きい項からしらみつぶしに調べる方法” を紹介しましました。

今回は、”割った時の余りに注目する方法” を紹介します。
これは、将来、合同式という考え方で詳しく勉強することになるのですが、小学生であっても、考え方自体は使えます。合同式の形では明確にとりあげませんが、さわりの部分だけでもおさえておきましょう。

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