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誰がために

心理学を学んでいます。

こう誰かに言うと、
へ~!そうなんだ~。とかふーん。
という感想と共に



「カウンセラー目指してんの?」
「セラピストになるの?」


といった言葉がもれなく
ついてくることが多々あります。

これ、ここ最近私が体験してる
出来事でもあるんですけどね。


その問に対して私はいつも


「んー、まぁ、そんなとこです」

と苦笑いを添えて答えてしまうのですが、


実際のところはNO!という気持ちが
めちゃくちゃ強かったりします。



「心理学」というと、


・臨床心理士やカウンセラーを
目指している人が学ぶ学問。


・資格を取るための学問。


…という印象が強いですよね。
(8割方こう答えるのでは??)


けれど、私は資格の取得や
カウンセラーになるためではなく、
自分自身のために心理学を学んでいます。



この「自分自身のため」という言葉には、

・もっと自分というものを知るため

・自分を大切にすることを学ぶため

・特性や個性を大事にし、活かすため

という意味合いが含まれています。



…少し、自分史を振り返ってみますと、
私は子供の頃から妙に大人びていおり、
(精神年齢がずば抜けて高かったんです)

同年代の子たちと馴染めなかったり、
学校に行くことができなくなったりと、
それはまぁ~、色々な経験をしました。


有難いことに、良き理解者や恩師たちに
恵まれ笑顔で学生生活を終えることが
できたのですが、


未だにしんどかったことの記憶を
ふと思い出しやきもきすることがあります。


だからこそ、
まずは、自分自身のために、
心理学の知識や基礎を身に付けたいのです。


「大丈夫だよ」って、過去の自分に
寄り添って言ってあげたいのです。


こういった気持ちを言語化するのは
ちょっと難しかったのですが、
紛れもなくこれが私の学ぶ理由。


いつも聞かれたら
なんとなく誤魔化していたけど、
今度から胸を張って答えられそう。

ちなみに、私は放送大学で心理学を
学んでいるのですが、ひとえに「心理学」
と言っても沢山の科目が存在しているので、
自分にあった学び方が出来るのも魅力です。


学ぶ理由は、何だっていいんですよね。
「誰か」のために学ぶのもいいし、
「自分」のために学んでももちろんいい。


あぁ、何気にしてたんだろう、私。
それでいいじゃないか。私。
いや、むしろそれがいいのではないか。
…なんてことを思ったりして。


まだまだ学び始めたばかりですが、
数々の授業を通して心理学というか、
「学び」の本質そのものを学べている
気がしています。



「自分」のために学び尽くしたら、
今度は「誰か」のために、
得た知識を噛み砕いて分かりやすく
私なりに伝えてみたい…!


そんな新たな目標もできました。

心理学の世界は、本当に
奥深くて魅力的です。



「学び」っていいですね。

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