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その重みを

ここのところ、おう゛ッ……!
ダメージを受ける出来事が重なって
私の戦闘能力は低下傾向にありました。


悪魔将軍に地獄の断頭台をかけられる、
みたいに分かりやすいダメージの受け方なら
まだいいものの、「地味に」痛いやつ。


キン肉マンにじゃんけんであっさり負ける
カニベースみたいな。地味ぃなダメージ。


そんな「地味痛」ダメージでも、
タンスに小指をぶつけて悶えるように
やっぱり痛いもんはどうしたって痛い。


物理的な痛みは徐々に回復するものの、
何気なく投げかけられた言葉とかを
不意にくらった痛みって、めっちゃ痛い。
おう゛ッ……!と叫ばずにはいられない。


ひーん、痛いよー痛いよー、と感じつつも
それを表面にあらわすことが出来ないので
いつも通りの日常生活を送ろうと試みる。


──しかし、困った。
なっかなか痛みは癒えてくれないのだ。
というか、不意に受け取ってしまった
言葉ってやつが頭から消えてくれない!


あぁ。困ったなこりゃ。
ガッチガチに鎧をまとって防御力を高め
ていたら、あんな一言受け流せたのにな。


こんなときどうしても
気持ちの切り替えがうまく出来ずに
時間を消耗し続けてしまう。


けれど、心のどこかで
「この時間、もったいなくねぇか?」
と冷静に感じている部分も確かにある。


気持ちの切り替えがまだ出来なくても、
それを考えないようにすることは出来る。


そう考えた私が最初に取った行動は、
ゆっくり音楽を聴いて、YouTubeを観て、
好き!に癒されること。


しょんぼりしている所に、
おらおらぁ!さっさと動かんかいコルァ!
と自分に檄を飛ばしても苦しいだけなので、
まずは休息優先で。


たっぷり好き!に癒されたところで、
家事やら作業やらをこなしていくと、
徐々にくらった痛みが癒えていきます。


現在は完全に復活した私なのですが、
今回の地味痛ダメージはかなり強靭でした。
言葉の持つ力や重みを意識して使わないと
いけないな、
と改めて実感。


小さなことかもしれないけれど、
結構大事なこと。いい学びになりました。

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