2024年6月 本紹介まとめ
・ニュータウンクロニクル
中澤日菜子 2017年
東京近郊の丘陵に造成された「若葉ニュータウン」。様々な人が集う街の50年分を紡いだ。人と街の物語。
人はいつも街とともにあるもの。住み慣れた街への思い入れは、それぞれ形は違っても大きなものであり、それこそ物語です。
・さくら
西加奈子 2005年
兄の死、母の肥満化、僕の大学進学、あとは「サクラ」と名付けられた犬が一匹。そんな年の暮れ、家を出ていた父が帰ってきた。
結構ハチャメチャな家族といった感じでした。個性的な人が多くて、やることなすことも突っ込みどころ満載!刺激的でした!
・名探偵のままでいて
小西マサテル 2024年
特殊な認知症を患う祖父に、身の回りで起こる謎について相談を持ち込む楓。そんな矢先に、自らの人生にかかわる過去が明らかに…。
殺人とかの奇妙な事件が多いです。ただのミステリーだと思っていたら、最後があまりにも悲しすぎました。
・酔いどれ卵とワイン
平松洋子 2024年
サザエカレー、柿の白和え、懐かしい味と人、暮らしと味をジワジワ変える影も見つめながら「おいしい」を深く追う。
一目見た時に美味しそうと思ったので…。 普段は気にしない、食べ物の由来や知恵について知ることができ勉強になりました。
ひとことメモ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?