見出し画像

ほっとひと息...。我を忘れることのできる本

春は出会いと別れの季節。見てくださっている皆さんもこの春、新たな場所で生活を始めた方も数多くいらっしゃるのではないでしょうか?

新生活に慣れず、疲れを感じている方に向けて何冊か本を紹介したいと思います。

・月曜日の抹茶カフェ 青山美智子

いつもやってる店が定休日。そんな時に行った抹茶屋で――。

一杯の抹茶から始まる、東京と京都の縁を結ぶ心温まる物語。

人の繋がりはいつも「縁」だと実感できる作品でした。これからもいろんな人との縁を大切にしたいと思う作品です。

・パリの国連で夢を食う 川内有緒

2000倍の倍率を勝ち抜き、偶然にも国連の審査に合格した筆者を描いたエッセイ。

徐々に周りの環境に慣れていく中で「これでいいのか」と悩む姿は自分と重なる部分だと感じました。

そして、時には思い切った決断をすることも大事ですね。

・卵を買いに 小川糸

愛犬や取材旅行、料理など、筆者小川糸さんの日常生活を描いた日記エッセイ。

自然体な筆者の姿が描かれています。様々な体験と感じたことが、率直な感想として綴られています。とても読みやすかったです。

・鎌倉うずまき案内所 青山美智子

鎌倉うずまき案内所という、不思議な案内所がある。ここに来た人は、自分の悩みや弱さを見つけ、強くなっていくという話。

平成の時代が舞台となっており、懐かしい言葉やものが作中には数々出てきました。

・52ヘルツのクジラたち 町田そのこ

「52ヘルツのクジラ」とは高周波で鳴くクジラのこと。高い鳴き声のため周りは気づかない。

作者はこれが現代の形に似ているということでこの作品を綴った。

一見他人事のように感じますが、全然、そんなことはないと感じる作品でした。

📚このアカウントでは本について紹介しております。「読書したいけど何読んでいいかわからなーい!」と思ったら、参考にしてみてくださいね!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?