コーヒーの魅力

cafe巡りに夢中になった時期があった。
今でも好きだけれど。
暇さえあれば　新しいcafeに行っていたあの頃
当然のように行き着いたのが　コーヒーの違い。

どの店も味が違う
それは　出てくる料理だって、スィーツだってそうなのだけれど
一見とてもシンプルなコーヒーが　こうも違うものかと思った。

今までインスタント飲んでいたくせに、、、だ（笑）

自分で淹れてみたいと思っていたら
焙煎してくれる店ができた。

店に入ると
そこに並んでいたのは　生豆。
選んでから　その場で焙煎してくれるというのだ。

選べない・・・知識がないと　正直に伝えた。

好みを聞いてくれて（酸っぱいコーヒーが嫌いだと伝えた）
豆の説明を丁寧にしてくれた
私は　その中から　なんとなく惹かれた銘柄を選んだ。

焙煎してる間に　挿れ方を目の前でレクチャーしてくれた。
そしてご馳走してもらったコーヒーの美味しさに驚き
また、その工程にときめいた。

いや、、その前段階の　豆を選ぶことも、焙煎の深さを選ぶことも
こりゃ、、楽しいものを見つけた。　と思った

何もない環境なので　一式買った。
口の細いケトルも迷わず購入。

家で淹れてみる
綺麗に円を書くように注げなかった。
毎朝一杯のコーヒーを淹れ続けた。

その間に　もう１件
焙煎してくれる店ができた。
ここはcafeと焙煎の店。

注文しカウンター席でマスターの手元を見ていた私に気がつき
ここのマスターも　挿れ方をレクチャーしてくれた。
基本は同じだったが。

焙煎のみの店主は　家で手軽に美味しいコーヒーを飲んで欲しいという
cafeと焙煎のマスターは　極上の１杯を淹れるスタンス

なんだなんだ　コーヒーって奥が深い。

そのうち　もう一軒　焙煎とcafeの店ができた
ここは　浅煎り。流行りのオシャレなスタイル。

もう、キリがない。
自分の好きな１杯を出してくれるコーヒー屋さんに出会えた人が羨ましい。

私は　自分で淹れる一杯に凝ってしまった。
結局のところ　自分でしたいのだ。

気分で粉の量も変えたいし、豆も選びたいし
用途で焙煎の深さも選びたい。
ハンドドリップが好きだ。
焙煎までしてみたい　と思わないから　よかった。

コーヒーの世界は奥が深い。

だからこそ　
家で手軽に美味しいコーヒーを飲んで欲しい　と言ったのだろう。
そこの店主さんのお店で豆を買うことが多い。

そして思う
飲むより　淹れる方が好きなのだ。
こういう工程とか　作業に癒されるのも　コーヒーの魅力。