#1 ワンブリッジの目的地について
こんにちは。
自分はセンターパートの髪型がこの世で松田翔太さんの次くらいに似合っていて、それ以外の髪型はむしろ似合わないのではと信じきって生きてきたのですがひょんなことからすごく髪を切ってみると意外にも皆さんからの反応も良く、自分は変化を恐れていただけでは?と少し反省しているカワハラです。
さて、今日はワンブリッジの目的地についてのお話。
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理想郷(ユートピア)のお話
一年前、起業した当時、あるいはその準備をしている3〜4年前から我々は”ユートピア”というものをおったてることを目標にしていました。
ユートピアとは?
ユートピアとは、極々簡単にいうと、『やってきたお客さんが全ての作業に従事することが可能になる施設』です。
例えば、社会的なつながりが希薄になってしまった方がふらっとやってきて、元々参加している人と仲良くなり、自分が昔から趣味として行っていた麻雀を皆さんで楽しんで帰っていくというような感じです。
今出したのは、あくまでも一例で、我々が目指すものは、5W1Hをどのように組み替えても作業に従事できるような施設を建てることでした。
(もはやそれを実現するとしたらディズニーランドクラスの面積が必要では?と思うくらい無謀ですが)
さて、このユートピアの建設という無謀すぎる目的地に向かって、ワンブリッジが一年間とってきた動線はどうだったか。
一年の事業をごく単純にまとめると
①自費リハビリ【50%】
②研究補助事業(ルックスケア研究会の運営補助)【30%】
③地域活動(通いの場や自主グループの支援)【20%】
この3つです。
※【】は我々の労力をいかに割いたか。
思考としては①自費リハビリでは、保険内でニーズを満たすことができない事例を請け負って、間を埋める。且つ、お金を稼ぐ。
②ルックスケア研究会の補助では、お金を稼ぐ。ことが目的でした。
つまり、①に関しては理念の大筋は間違っていませんが果たして50%の労力を割くことが得策であったかは甚だ疑問です。
ただ一方で、一年間自費リハビリに時間を割いたからこそわかったことが二つあります。
一つ目はお金が大切ということです。
自費リハビリに向き合ったことで、正直新しい価値観も生まれました。一緒にやっている仲間からもいろいろな刺激を受けることができました。
今までは、お金儲けなんて二の次だ。自分たちが面白いと思うこと、楽しそうなこと、社会のためになることに全力で取り組みたいという気持ちでした。自費リハビリを軸とした経営を目指してみて感じたのが、お金を絡めることのメリットです。
お金を絡めることの絶大的なメリットに持続可能性があります。
お金を生じさせることで、お金を目的とした技術者や支援者も捕まえることができます。そしてお金を目的とした方は、この国が資本主義であるかぎり尽きないのではないかと思います。
二つ目が、ユートピアは1施設から成らず、です。
というのも、想像したユートピアはディズニーランドを超えるようなエンタメ施設であったのですが、たとえそれを一つ作ったとして、幸せになる人の数はどうでしょうか?一つにつき一つの地域しか助けられないのであれば、めちゃめちゃコスパ悪い施設ですよね。
加えて、一つの施設で全ての作業を叶えるというのは実現可能性が低すぎました。自費リハビリをやったから見えるのですが、一つの事業で幸せにできる人のレンジは本当にごく僅かであると思い知らされました。
そこで、一つの施設で全ての叶えるのではなく、地域全体を理想の街、”ユートピア”にしてしまおうというのが新しい目的地となりました。
地域全体を理想の街にする。
これはあくまでも現状のイメージでは、人の役に立つ新規事業を立ち上げまくるというのではありません。
すでにある資源を繋ぎ合わせる、という意味です。
西先生が社会的処方の中で、リンクワーカーについて記述されていましたが、まさに同じイメージです。
私のイメージでは、リンクワーカーすらも一つの資源というイメージです。
正直、個人単位で繋ぎ合わせることのできる資源は限られていると感じます。
そこで、法人であり保険に縛られない我々ができることは大きいのではないかと感じます。行政から企業、細かな自主グループなどの資源を繋ぎ合わせることができるのではないかと。そして、そこにお金を絡めることで持続的なシステムの構築が私たちには可能です。
以上が私たちの目的地のお話でした。
さて、我々はそれを達成するためにはあとどれくらい何が必要なのか。
現状関わらせていただいている法人3ヶ所、通いの場5ヶ所、その他個人複数!ということで、まだまだこれからというのがわかります笑
資金に関してはいうのも憚られるくらいに切迫しています。
これはまだマネタイズのシステムが安定していないから、ボランティア部分が賄えていないのです。
まだまだ怪しい団体ですが、思いだけは人一倍強いメンバーですので、ぜひ一緒に理想の街を作りたいという方、声かけてください。
できれば都心で!笑
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