これからどうするか、について。
この先、ピンチでも、チャンスでも、全然普通の時でも、どんな風でいたいか、を考えてみた。
下北沢でタコライスを食べながら。
*
極力、焦りたくはない。
感情や状況に飲まれるのではなく、ちゃんと受け止められるようでいたい、という意味だ。
正直に、自然でいたいし、誠実でいたいし、笑っていたい。
どんな時もそうありたいな、と。
言葉よりも、イメージとして浮かぶのが「All The Same」という曲だ。
敬愛する坂元裕二さん脚本の、2021年春に放映されていた「大豆田とわ子と3人の元夫」の挿入歌である。
坂元裕二さん作詞な上に、坂東祐大さんが劇伴だなんて…ゾクゾクして笑えてくるくらいに、私には垂涎もの。
夜の、整った時間にゆったり聴ければ最高だけれど、クタクタの帰り道で聴くのも良い。背中をポンポン、と優しく叩かれているようで余計な力が抜けていく。
湯船に浸かりながらも聴いたし、好きな香りのシャンプーを泡立てながら一緒に鼻歌ずさむのも気持ちが良かった。
雨の日に聴くのは大人でオツな感じだし、晴れた朝に聴くと、何故かマーマレードジャムを塗ったカリカリのトーストが食べたくなる。
何のことはない、どーにでもなる日常が、ドラマのワンシーンであるかのような。主観と客観の丁度真ん中くらいで、ありふれた日常こそが、本質。と感覚から気づかせてくれる。
そしてちょっとだけ、美しい人になったような気分にもなったり。
*
この曲を聴いて、ふっと息をついた時の、あの状態で生きていたいのだ。
自然に肯定することができる、感覚。
言葉にしようとするほど、いや、ちょっとチガウんだよな…と思うのは、私の勉強不足である。とてもとても歯痒い。
こんなBGMが所々で流れるような人生にしたい。
この表現が、今の自分では精一杯だ。
はぁ、なんか…息が上がるような感覚だ。
"I'm wrong, I'm right, I can't see for the light."
特にこの歌詞(全歌詞推せるけれど)が好きで。
「正しい日もあれば間違える日もある、私は完璧じゃない」
このスタンスが、私はいいなぁ。って思っている。
「そんでもちゃんと生きていきます」って感じで、いいなぁ、って。
*
私は自分のこと嫌いではない。良くないところも知っているけれど、好きだ。
自己肯定感が高いか、と問えば、低くはない、というような、天邪鬼な返答になるのだけれど、ある程度は自分を認めている。悪い奴ではない。
今は強く自分を確立できてはいないけれども、良い時も、悪い時も All The Sameで、ちゃんと自分でいたい。
そして、これからは自分で仕事がしたい。
webライターとか…
うん、webライターが良いな。と実は思っている。
こんなこと、宣言(ささやか笑)しちゃってどうしようか。
ドキドキと焦るけれど、でもこれで良いって気がする。
(でも本心を表すと、泣きたくなってしまう。。)
「All The Same」を語るにほだされて、勢いつけて、思っていたことを表してしまった。
胸が、とても、あわあわしている。
不言実行を美徳としてきた私が、変化を望んで有言したのだから、そらもう。
やるしかない、のだと思う。
-20220719-
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