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昭和餘年の出來事

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昭和餘年という架空の年の出來事。嘘も本當も此處では何も差がありません。
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【變格私小説】未來の自分に會ったら死んでた話

◯  愛用の化粧水が此處にしか賣って無いから、僕は三ヶ月振りに橫濱みなとみらいのワールドポーターズに來て居る。  エスカレーターを上って二階に着くと「未來の自分に會える」と云う體驗型のゲームイベントが開催されて居た。此處も良く入れ替わるよなーと思いながら僕はお目當ての化粧水を買う爲に昇りのエスカレーターに足を踏み出すのだが、その瞬間出て來た男女が「凄いね」「ちょっとヤバいな」と沈鬱な表情をして居たのが目に入って仕舞い、子供騙しのお遊びだとばかり思って居た僕の興味を引いた。

6月になったね。作品やデータの整理を終えて再始動して行きたいな。あと少し、準備を整えよう。頑張るね。

俺の性癖(2)

先日女性が何度も電動器具で責められて何度も潮を吹く動画を見て居て、しんどそうだなあ、大丈夫かなあ……でも少しは気持ち良いのかなあ? と心配になって見守ってたんだけど、最終的に割と本当に気持ちよさそうな表情で「気持ちいい……」と言っていたから 「あなたが気持ちいいなら僕はそれで大丈夫です」 という気持ちが振り落ちた。心の底から出たピュアな感情だった。 そんな自分を眺めて、ああ僕は本当に「女性が心から気持ちよくなっている」フェチなのだなあと思った。 僕が書く[小説]は前戯だけ

アナログ小説家だった僕が持ち物を極限まで減らすことが出來た話。

単純化趣味者として。かねてより極致的単純化趣味者として生きていた僕だったが、元来の心配性と時間的貧乏性故に持ち物だけはいつも重たくもっさりとして過ごしていた。 定期的に持ち物の見直しをするのだが、持ち物の重さはいつも大体2〜3kgだ。人と連れ立って買い物や遊びに行く時でこの重さである。 小説を執筆したり手帳に日記を書いたりと、そういう時間を持つための日ではなくても、だ。 然しこの度、人生初の……! 否、10歳以前の荷物の軽さになったので此処にその記録を記しておく。 此れは2

何度生まれ変わっても新靑年が好き。(2024年)

ヘッダ画像に釣られたタイトル附けたけど、此の記事は今年のネオ新青年編集部こと僕の活動計畫です。 どれだけ出来るかな? と弱気な事を言わずに全部出來たら好いナアと思って居ます。 【出版物】 ・R18BL二次創作小説。A5 180P 主にもらってくれる友人知人への配布用。一般配布は本当に少なくて百円で出すよ。 ・或る万世極楽教信者の告白 童磨様に如何にして救済されたかのエッセイと3本ほど二次創作を再録。1年後に同じ内容をwebに出すかもしれない。 ・ネオ新青年(1)幾野温作

ご飯を食べる時は頭を空虚にして居たい。

ご飯を食べる時はテレビを流しながらパズルゲームをして居る。 無意識にやって居た事だけど、どうも本当に頭を空っぽにしい時にこうしてしまう様だった。 マルチタスク脳なのか、何かをしながら何かの情報を得ながら何かを思索してしまう、というのが僕の常なので、 ・何かをしながら▶︎ご飯を食べながら ・情報を得ながら▶︎テレビの情報を聞きながら…時々画面も見ながら ・何かを思索する▶︎パズルゲームの消し方を考えながら とこんな風に脳みそが仕事をしてしまうところを無意味なもので封じ込めな

2023年11月の日記

11月最終日なので悔いのないように放出しときたいと思います!雑感。 * 目黒線に乗ってうとうとしてたら目黒になる手前で霊的存在がすねを優しくトントン叩いて起こしてくれた。ありがとう。あの子かな。 * 一人で出かけると割と駅のホームなどでこうしてパンやおにぎりを食べて、それでご飯を済ませてしまうことがある。 * 自己紹介書き直そ。自己紹介代わりの本とか。音楽のやつも * 長らく考え、悩んでいったりきたりしていた「セルフプロデュース」みたいな話。僕は見ての通り、好きな

煙草の味を知りたがる人には、煙を吸い込んだ時に接吻してあげれば良いんだね。さう云つて僕は甘ひ香りの煙を吐きます。

死にかけの蟬を助けた話。

8月の盛夏の頃で在つた。 洗濯物を干さうとベランダに出たら蟬が死んでゐた。灰色の蝉だつた。 此れはニイニイゼミと云ふ蝉で、餘り鳴かないと言ふことを昨年調べて知つてゐた僕は、萬が一生きてゐたとしても大きな音は出さないだらうと思つて、輕く箒で履いた。 その瞬閒、蝉はぴくぴくっと體を動かした。 なんだ生きてるんぢやん! と予期せぬ蟲の動きに僕は心臟をバクつかせ、瞬時に2、3步ジャンプで後退りする。 さて、此れからどうしよう、と僕は考へ込む。 ところで僕は、前の人生で人閒の生を終へ

twitter以降を探して色々登録してみた感想。

【はじめに/或いはあらすじ】 ざつくりした感想を纏めて置きます。 タイッツー 古き良きインターネット。アラフォー多い説も有り。2006年頃のミクシー、はてなハイク、2010年以前のツイッター、あの頃の空気。商用利用される前のSNSの空気がある。FF外でも気軽にいいねを押し合う空気があるけど、それが嫌だと言う人も現れ始めたのでそうでもなくなったかも? 人が増えてインフルエンサーのいない2020年以降のTwitterに徐々に近づいている気がしなくもない。 検索避けとワンクッ

昭和初期のサラリーマンの服の考察

拾い画、というとあまりに無責任すぎるのだがネットに上がってたものを資料としてお借りしており、それをAIツールで着色してもらって遊んでいたのだが、かねてより昭和初期(1920年代まで)のモダンボーイのファッションを共に考えてくれている、服オタの家人へ見せたところ非常に面白い考察を得たから此処に皆様と共有すると共に、備忘録として置いておきたい。 年代の考察 1930年から1935年くらいっぽい。 左上 スーツのラペル(襟)のさきがすこし丸い あと襟の位置が若干下目、アメリカっ

確定申告で更生の請求をした。

前書き今年、確定申告で更生の請求をした。 源泉徴収を入力し忘れていたためである。 どの程度に日数で処理が完了するのか検索しても今ひとつわからず、また数少ない記事も僕の経験とは違っていたので、同じように困っている人の参考なればと思い、此処に備忘録を記すこととする。 処理が完了するまで3月10日頃、webから確定申告を完了する 3月末頃、源泉徴収の入力を忘れていたことに気付き、更生の請求をする。 6月末頃、更生の請求を受け付けたとオンラインで連絡が来る。(ウェブにログイ

己の中で何か明確に變はつて行く時だし、實際變はりつつ在る。昨晩は明確に變化を覚へた。嵐の前の静けさの様だ。然し臆病な僕は今朝、その變化を恐れ自ら手放して仕舞つた。愚かだ。好ひ方へ向かつて居る事は明確なのだから、どうか僕。變はる事を恐れないで呉れ給へ。あの子の爲にも。

20代前半の頃に年上の友人複数が「君の小説の為には、敢えて此の儘有名作品を読まない方がいいかもしれない。文章ハウツーのような物は見ない方がいい」とアドバイスをくれて、まあ何が正しいか判らないから半々で聞いてたけど、あれから何周もしてそれが正しかったな、と思う地点に今は立ってる。