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七福神ってどんな神様たち?

omusubiSAGAロゴの恵比寿さま!
と言えば、七福神。
唯一の日本生まれの七福神!
と言えば、恵比寿さま。

でも、七福神ってどんな神様たちがいるの?

どんな神様たちがいるのかは、
僕もよく知りませんでした。

今回は、あらためて
僕の勉強の意味もあり、それぞれの七福神たちを
ご紹介したいと思います。

七福神たちの由来の国は、こんな感じ。

大黒天(だいこくてん)インド
毘沙門天(びしゃもんてん)インド
弁財天(べんざいてん)インド
福禄寿(ふくろくじゅ)中国
寿老人(じゅろうじん)中国
布袋和尚(ほていおしょう)中国
恵比寿さん 日本

インド 3柱 中国 3柱 日本 1柱
(神様を数える単位は『柱』。知らんかった)

インド、中国、日本出身。
現代なら、アジアアイドルユニットにもなりそう。

七福神がそれぞれが集約されたのは、
江戸時代、徳川家康が国を治め、
今後の国を安定させていく為に必要なことを
今でいうところの「国家戦略アドバイザー」
天海僧正に聞いたところから始まったとされています。

天海僧正

天海さんは、こう解かれました。

1.長生きをする。
2.物に恵まれる。
3.信頼・人望を集める。
4.身の回りを清廉にする。
5.愛嬌を持つ。
6.はっきりと意見を言う。
7.大きな心を持つ。

が、しかし、家康から
「沢山言われても、覚えられないから、
覚えるいい方法ないの?」
ってことで、描いたのが七福神とされてるようです。
なので、七福神には、それぞれに役割があります。

長生きをする。→寿老神
物に恵まれる。→大黒天
信頼・人望を集める。→福禄寿
身の回りを清廉にする。→恵比寿
愛嬌を持つ。→弁財天
はっきりと意見を言う。→毘沙門天
大きな心を持つ。→布袋和尚

宗教意識が薄い現代においては、更に訳が分からなくなりますがw、こんな感じで、国を治めるために、国民、及び家康が大事にすることを忘れないようにする為に生まれたのが、

七福神

記憶力がいい人とかも、
ストーリーにして覚えると言いますよね。
記憶力日本チャンピオンの青木健さんも、
イラストによるイメージ化を大事にしてるらしいですし。

天海さんも、家康に説明しながら、それぞれの神様を描いたらしいんですが、絵心がなく、家康は絵師に書かせて、七福神がビジュアルとして、広まっていったらしいのです。

国を治めるのに大事な要素。
これ見ても現代の僕には、よう分からんけど

七福神は単なる神様ユニットではなく、
大切な生きる指針を示したものだったんですね。
忘れないために、絵にしちゃって。

ヨーロッパのアートも宗教を広めるために広がったように、国を超えて『教え』をみんなに分かりやすく広めるには、ビジュアルが大事だということも、七福神から学べそうです。

恵比寿さまに関しては、こちらのnoteもどうぞ。


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