七福神で唯一の日本の神様、恵比寿さま【そうだ NISHINOMIYA•SAGA•EBISU、行こう。#5】
恵比寿といえば、渋谷の恵比寿を思い浮かべる方が多いと思いますが、えべっさん信仰の総本山は、兵庫県西宮市にある「西宮神社」です。
西宮神社は、正月の風物詩「福男」で毎年ニュースで、なんとなく神社で走る姿を記憶している方も多いのではないでしょうか?
この神社がえべっさん信仰の総本山なんです。
毎年の福男を選ぶ日は、正月10日と決まっていて、十日えびすと呼ばれてます。ちなみに、十日えびすは、1月8日または9日の宵えびすから始まり11日の残りえびすで終わります。小判や米俵などを束ねた吉兆をつけた福笹を手に、1年間の商売繁盛をお祈りするのです。
恵比寿さまといえば、七福神の一員として描かれることも多いですよね。この七福神の神様の中で唯一の日本由来の神様とされているのが、恵比寿さまなんです。
オンリージャバニーズ。
オンリーワン。
No.1になんかにならなくていい=恵比寿さま
恵比寿さまの由来は、
そう。なんと、なんと、恵比寿さまは、
イザナミとイザナギの子どもの神様であり、
身体が不自由であったとされているのですね。
人々に幸運や豊かさをもたらす特別な力があり、
今は商売や漁業に関する安全や成功を願う人々の信仰と結びつき、みんなから愛される神様になっているんですね。
なるほど〜
渋谷の恵比寿は、えべっさん信仰とは関係なく、
サッポロビールさんが、ヱビスビールと名付け、
ブランド名が地名になるという、面白い地名の歴史なんです。
七福神の一人「大黒様」にあやかり「ダイコクビール」案があったものの、既に他で商標がおさえられてしまっていたらしく「ヱビスビール」になったっていうのも、ブランドヒストリーとして興味深いなあと感じます。
ブランドをつくったら、商標忘れずに。
omusubiSAGAも商標とってます。
誰もいらないだろうけど。
1.えべっさん信仰の本山の西宮神社。
2.ヱビスビールから始まる、渋谷恵比寿。
3 恵比須像が日本一多い佐賀県。
いろんな視点から、地域地域に「恵比寿さま」が存在しているのも、恵比寿さまらしく、いい話だなあと。
では、なんで、佐賀県には恵比須像が多いのか?
佐賀で恵比須像の価値を発信している「恵比須DEまちづくりネットワーク」では、4つの説を唱えています。
1.佐賀藩鍋島藩主が恵比須さんを祀って、それが住民に広がった説。
2.海運業が盛んな佐賀城下町だったので、関係者が海の神様として恵比須を祀った説
3.重要な道「長崎街道」沿いで、旅の安全を祈願する神様として恵比須を祀った説
4.石の大工が多かったので恵比須像が広がった説
いろんな説がありますが、だいたい江戸時代中後期くらいから、恵比須像が増えていった感じてすかね。
今も新たに恵比須像が発見されているらしく、
今確認できるだけで、
佐賀市だけで830体 くらい
(2021年佐賀市ホームページ)
佐賀県全体だと、もっとありそう。
唐津でも沢山見かけるし。
とにかく。恵比須像が多い佐賀県。
恵比須DEまちづくりネットワーク代表の大曲さんに、ご挨拶に行った時に、面白い話を聞いたので、共有!!w
恵比須像のお腹の部分に三角丸マークがある恵比須像がいくつかあるらしいのですが、このマーク、「宝珠」と呼ばれていて、めちゃくちゃ縁起がいい、「たからの珠」なんです。
で、
で、
でですね。
omusubiSAGAのブランドロゴにも、
宝珠がっ!!
これは完全に
おむすび宝珠!!??
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