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「福禄寿さん」は、頭がめっちゃ長〜い!

七福神•恵比寿さんのお友達シリーズ。
今回紹介するのは、福禄寿(ふくろくじゅ)さん
中国由来の神様です。

彼。
まじで。
頭長い!

橘守国画の福禄寿

うちの次男が生まれた時に、最後なかなか出てこれなくで、頭を「トイレすっぽん」みたいなので、
取り上げられてたんだけど、その時に変形した次男の頭みたいに、長い!
福禄寿の長い頭は、長寿を象徴するものとして理解されることがあり、彼の頭が、こんなに長いのは、長い寿命や健康を願う人々にとって希望の象徴なんですって。

福禄寿は、
福(ふく)、禄(ろく)、寿(じゅ)の三つの神格が合わさったもので、幸福・財運・寿命の象徴として崇拝された神様が由来です。

中国では、この福、禄、寿の三体が一緒になった絵を中国の正月春節に飾るらしいのですが、
上海に5年住んでたけど、見たこと無かったです。。w

真ん中のが「福」。右のが「禄」。左が「寿」。

福禄寿は、中国の「道教」の信仰に深く根付いています。
道教」。
あまり聞き慣れないかもしれませんが、
中国三大宗教は、仏教、儒教、そして道教です。
道教」の話は中田のあっちゃんの動画が、
めちゃくちゃわかりやすいのでオススメです。

老子の主要な思想の一つは、
無為自然(むいしぜん)の考え方です。
これは、自然の流れに従って生きること、無欲無欲の生活を送ることが賢明であるという考え方です。
この考え方は、福禄寿が象徴する幸福や豊かさを実現するために、内なる平静や調和を重視するという点で類似しています。

様々な科学や医学の進歩で、
人生100年時代と言われる現代ですが、
一方でテクノロジーに人間が使われ、
ココロが荒んだ人間社会になっているようにも
思えます。
『長寿』は求めたいところですが、
ココロの平静さや調和を置き去りにしないことを、福禄寿さんは教えてくれてるのかもしれません。


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