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飛行機でどの座席を選ぶ?


子連れ旅行で飛行機を利用するとき、どのあたりに座席を取ろうか悩んだことはありませんか?

もちろんお子様の年齢にもよりますが、抱っこや母乳やミルクであやすことが出来、お子様がご自身で移動し始める前までは飛行機も電車も利用しやすかった記憶があります。
国内大手航空会社では国内線の場合航空運賃もお得です。生後8日から3歳未満であれば座席を使わない場合は無料、国際線の場合生後8日から2歳未満であれば座席を使わない場合大人の正規運賃の10%ほどで利用することが出来ます。

皆様でエコノミークラスを利用される場合、おすすめの座席は2箇所あります。
1つ目はキャビン最後方です。
理由は子供が泣き止まないとき、飽きてしまったときなど、後方にはほんの少し幅の広い通路などがあり、一時的に避難することができるからです。
パパやママにとってもそれは精神的に安心できるのではないでしょうか?
飛行機の機種にもよりますが、その辺りにギャレー(キッチン兼作業スペース)があることが多いです。そのメリットは客室乗務員になにかお願いしやすい環境であることです。パスコールで読んでも、直接行って頼みに行ってもよいかと思います。
デメリットはほんの少し肌寒い可能性があることです。そこは座席までブランケットを用意して備えてください。今はコロナ対策で殆どの航空会社でブランケットの貸し出しはしていない状況だそうです。
2つ目はバシネット(簡易ベビーベット)が利用可能な席です。
バシネットを利用することができる場所は機内に数カ所設けられています。数に限りがあるため、事前予約をおすすめします。
JALでは2歳未満かつ体重10.5キロ以下の幼児、ANAでは年齢制限はなく体重10キロ以下の幼児という利用制限があります。この2社ともにバシネット利用料金は無料です。航空会社によってこの条件は異なります。
メリットはお子様をずっと抱き続けずに過ごせることです。お子様によってはその環境が苦手となるようですが、快適にすやすやお休みになるお子様もいらっしゃいました。
使用中は基本的にバシネット上部のベルトを留めていただきます。ベルトの隙間からお子様が落下という可能性もあるので注意しなければなりません。そしてもし揺れるためベルト着用サインが点灯した場合には、お子様がせっかくすやすや寝ているとしてもバシネットから出して抱いていただきます。お疲れのパパママにはお辛いことでもありますが、お子様の安全最優先で行きましょう。
デメリットは、バシネットを壁に取り付けるため壁の前にアサインされた場合、足元は広いにも関わらず離着陸時には浮動物となるため、足元に手荷物を置くことができないということ。また座席への出入りとテレビモニターの出し入れが不便ということです。
ちなみにバシネットは離陸後に客室乗務員が取り付けに来て、着陸前に外しに来ます。途中でバシネットが必要ないと思えば取り外してもらうことも可能です。

もし万が一、お子様が苦手だった場合は荷物置き場として活用することも可能です。前回利用した際にはお子様はすやすや寝てくれたのに今回は泣いてしまってバシネットが使えず、フライト中ずっと荷物置き場にしていたという方もいらっしゃいました。
またお近くにお子様連れの他のお客様がいらっしゃるかもしれません。
そんなときには是非自らご挨拶して共にこのフライトを乗り越えましょうという気持ちを伝えたいものです。

とはいえ、親の気持ちはなかなか伝わらないお子様同士、泣きの連鎖などが起こってしまいそうなど、お子様同士が近すぎてご心配でしたら、客室乗務員に相談しても良いでしょう。予約状況によっては座席を移動することが可能な場合もあります。
困ったことがあれば是非声に出して伝えてみましょう。
私達の投稿が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

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