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給湯室での茶番編🙄 職場の呆れたアホ話と対応方法(1)

【職場のアホ話の0001】

長い社会人経験から、自ら体験、または友人に聴いた
『職場で起きたアホ話』の数々をご紹介していきます。
職場での生き方、立ち回り方の参考になるようなネタ満載ですので、
おもしろがってご拝読いただければと思います。
職場で思い悩む方の励みになるよう長く連載していきたいと思っています。

『給湯室での些細な出来事で大事件発生の巻』💢


前提:
オフィスの給湯室にポット(魔法瓶)があり、
お昼の時間帯は、インスタント味噌汁やカップラーメンにお湯を注ぐために
従業員の女性は、ほとんどそれを利用しています。

ある日のこと、
A子さんが利用したあと、お湯が少なくなっていたので、
A子:「水を足しておいてあげましょう!」

B子さんが直ぐに給湯室に入って来ました。ポットの上部を押してインスタントスープにお湯を注いだつもりでしたが、水が出てきてしまいました。
A子さんが水を足したあと沸騰していませんでしたし、A子さんは沸騰ボタンを押していなかったのです。

B子:「やだーー!水が出てきたじゃないのー!なんでー?なにしたのよー!」

A子:「ごめんごめん、悪気はなかったの。水を足してあげたつもりだったのよ」

そこにちょうどC子が入って来て、
C子:「まあまあ二人とも喧嘩はやめて仲良くしたら?」

A子、B子:「喧嘩なんかしてないわよ!」

D子も入ってきて、
D子:「じゃあこれからは、まだ沸騰していません、という張り紙作ったらどうかしら?」

E子主任が入ってきて、
E子主任:「何ゴタゴタしているの!早くお湯を汲ませてよ!」

A子、B子、C子、D子:
「……(ゴタゴタなんかしてないわよ!)」と心の声。

この話をE子主任から聞いた男性F課長:
「くだらないことをいちいち報告するな!」と叱責。

『さあ顛末はどうなったでしょうか?』

1.A子さんとB子さんは気まずくなって周囲の従業員も仕事がやりにくく
  なってしまいました。
2.C子さんは、A子さんとB子さんになぜか嫌われてしまいました。
3.D子さんのアイデアでしばらくポットルールが運用されましたが、
  面倒なのでそのうち誰もやらなくなりました。

4.E子主任の言うことは誰も聞かなくなり、E子主任は心を痛めて休職に
  至りました。

5.男性F課長はE子主任や女性従業員全員から総スカンを食らってしまい
  ました。そして、G部長からマネジメント・コミュニケーション能力を
  咎められ、地方の事務所へ異動させられてしまいました。

さて、
『みなさんどうしたら良かったのでしょうか』👀👌


1.A子さん:次の人のために水を注ぎ足す思いやりは良かったのですが、
  沸騰ボタンを押し忘れたことが悔やまれます。

  B子さんが給湯室に入ってきたときに「あっ!まだ水だから注ぐのは
  ちょっと待っててね~!」と言えれば良かったのですね。
  そうなればB子さんは「A子さんありがとう~!」という展開になって
  いたかも。

2.B子さん:ポットの中身がお湯の状態かどうか確かめてから注げば
  良かったですね。

  「なんでー?なにしたのよー!」と思わず叫んでしまったことで、
  A子さんはカチンと来てしまったかもしれないし、あとから来たC子さん
  には、A子さんとB子さんの喧嘩が始まってしまったと勘違いさせて
  しまったのかもしれません。

3.C子さん:「まあまあ二人とも喧嘩はやめて仲良くしたら?」の発言は
  余計でした。

  A子さんとB子さんは喧嘩にもなっていなかったし、「仲良くしたら?」
  と言われたことで、A子さんもB子さんもC子さんに責められていると
  思い込んでしまったかもしれません。

4.D子さん:アイデアは良かったかもしれませんが、みんながエキサイト
  してしまっている場面で、今後の解決策を先に言わなくても良かったの
  かもしれません。面倒なアイデアですし…。

5.E子主任:「何ゴタゴタしているの!早くお湯を汲ませてよ!」は、
  火に油を注いでしまうという最悪の発言でした。

  男女差別のつもりはありませんが、女性は感情が先走りして、とんでも
  ない方向に話が行ってしまうことがあるので、普段から話し方やトーン
  に工夫を凝らし素敵にお話ができるように準備しておいた方がよろしい
  かと思います。

6.男性F課長:「くだらないことをいちいち報告するな!」と女性従業員
  に発していましたが、男性管理職が最もやってはいけないリアクション
  でした。

  女性を怒らせてしまうと大変です。
  次から次へとあることないこと全然ないことも≪話をてんこ盛り≫に
  盛られて良くない噂を社内中に流されてしまうことがあります。
  男性は女性従業員に総スカンを食らっては職場では生きていけません。

  どうしたら良かったか?というと答えは一つではありませんが、
  一例として、
  「なになに?何があったの?ふむふむ…。どうやったら、みんな上手く 
  いくと思うか考えてみようか?」
  「A子さんもB子さんも仕事をちゃんとやってくれているし、ギクシャ
  クしないようにみんなで話し合ってみようか?協力は惜しまないよ!」 
  と関係者全員にアクションすると、今後も良い関係を築いていけるので
  はないでしょうか。

≪職場の人間関係の教訓1:話し方、声のトーン、接し方に常に気を配っておくこと≫👀👌


受け手は『言われ方が』気に入らないことがある。

「自分が言われて嫌だと思う話し方はしないこと」が重要です。

同じ指示の受け方でも「言われ方が嫌だったよね~。ムカツクよな~。」ということは今までありませんでしたか?
同じことを言われているのに嫌な感じがしない話し方ってありますよね?


ちょっとしたことで、人生ごとズッコケてしまっては、
もったいないですからね。

これからもいろいろと職場での生き方の伝授をおこなっていきますので、お楽しみに!

【職場のアホ話の0002】へ続く


Let's be happy!💖


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