仕事のコミュニケーションを性急に改善しようとしてはいけない。4段階に分けて考えるべきである
そう思う。
意図の表明、伝わったかの確認、認識合わせ、ふりかえり、の4段階がある。
意図の表明
自分はこう思っているという意思表示。頭の中の考えを、視覚化して相手に見せる行為。
どう伝わったか確認
視覚化した考えに対し、相手がどう思うか確認する。相手が、自分の考えにどんな感情を抱いたかチェックする。
認識合わせ
自分の考えと相手の考えがわかったところで、お互いに無理のない範囲で、共通の認識を確立する。どこまで同じ考えをもち、どこから違う考えになるのか、チェックする。
ふりかえり
認識合わせまでの過程をチェック。次に議論したいことが、どれくらいで意思疎通できそうか予測する。
まとめ
地道な繰り返しこそが、意思疎通の質を改善する。あたりまえだと思うことかもしれない。しかし、当たり前だと思うことほど真剣にやろうとしないので、結果的に達成できないのである。コミュニケーションの誤謬である。
焦らず、個人を尊重し、いきなりゴールにたどり着こうとしないことだ。
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